この貧しき地上に (講談社X文庫 しB- 1ホワイトハート)
この貧しき地上に (講談社X文庫 しB- 1ホワイトハート) / 感想・レビュー
雪紫
母の美貌を受け継いだ青年が両親の死をきっかけに、母に惚れていた叔父に監禁される。この貧しき地上で・・・だが、そこで何もかも求めるしかない、壊れた愛の耽美小説ですね。あとがきで、このような作品を篠田の名義で発表したら、これまでの読者のイメージを崩してしまうかもしれない。と書いてたけど・・・杞憂どころか、何処辺り?と思ってしまうんですが。桜井京介も似たようなとこあるよ。
2023/01/17
そのぼん
母の美貌をそのまま受け継いだ青年に降りかかった悲劇・・・。ざっくりいってしまうと、そんな感じのお話でした。父と父の弟(つまり青年にとっては叔父)、そして母の3人の因縁が時を経て青年の身にもたらした出来事が描かれていました。続編があるようなので、図書館で借りてみようかな、と思いました。
2014/03/30
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