景清奇談 (講談社X文庫 ふC- 9 ホワイトハート)
景清奇談 (講談社X文庫 ふC- 9 ホワイトハート) / 感想・レビュー
真理そら
厳島神社から湯田温泉。作者が筆名に使うほど中原中也好きだったとは。もともと閉所恐怖症高所恐怖症の私にはこわ~いお話しだった。毅然と調伏しますタイプとあなたの気持ちはよく分かる安らかに成仏してねタイプの天本&敏生コンビが効果的。
2021/12/08
藤月はな(灯れ松明の火)
大切な人のために思ったことが逆にその人を傷つける。しかし、そこまで積み上げられた想いは決して無駄ではないと信じたいです。家族は血縁じゃなくて一緒にいて心が暖かくなるかということならばもう、敏生達は家族なんだと思います。文字を知ろうとする小一郎はいつも可愛いです。これからも彼をお母さんのように見守りたい読者です(笑)
2012/06/24
瀧ながれ
第8話にして9冊目は、広島旅行編。「みんなで楽しく」のはずが、怪事件を拾ってしまうのであった。…全員トラブル引き寄せ体質なので、四人もいてなにもないはずがないですね(笑)。龍村先生と河合さんの関係にはひやひやしましたが、どこかいい距離を見つけてくれたらそれでいいんじゃないかな。
2014/03/28
悠
今回は山口県小郡、湯田温泉、平景清と美里 かすかなBL要素もありです(全巻通して)が、毎回楽しくよんでおります。今回も敏生は小一郎に怒られんけど、この二人は兄弟みたいに仲が良い、読んでて和みます。河合師匠は小郡駅で別れることになる また、会えるかな?とおもいつつ中抜けしてますが8冊目読了です。次は抜けていた4冊目読みます(笑)
2022/07/22
ふみ
中高生の時代にこのシリーズに出会えてたら、もっと歴史や国語の時間が楽しかっただろうな〜。今回の舞台は、中国地方。平景清って誰よ?と思いながら読み進めたのですが、その壮絶な物語性にぐいぐい引き込まれ、そこに込められた強い想いに胸を熱くしながら読了。天本・敏生ペアの関係もなんか進んでいるし。んー、私はそういうの嫌いじゃないし、もっと違う物語も見てみたいので、まだまだ追います!
2017/09/20
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