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蔦蔓奇談 (講談社X文庫 ふC- 12 ホワイトハート)

蔦蔓奇談 (講談社X文庫 ふC- 12 ホワイトハート)

蔦蔓奇談 (講談社X文庫 ふC- 12 ホワイトハート)

作家
椹野道流
あかま 日砂紀
出版社
講談社
発売日
2000-11-01
ISBN
9784062555111
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蔦蔓奇談 (講談社X文庫 ふC- 12 ホワイトハート) / 感想・レビュー

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真理そら

タイトルからの想像通り敏生の家族の物語。父の最期は感動的だけれど義母・郁江はかわいそう。郁江が財産に執着しているように見える登場のしかたと財産以上に欲しかったものとを考えると…。天本が花嫁の両親に挨拶する風な態度なのが面白い。『土蜘蛛~」がシリーズ第一部終了かと思ったけれど、敏生の問題に決着がついたこの巻がシリーズ第一部終了だった。

2021/12/09

藤月はな(灯れ松明の火)

誰もが自分の気持ちに誠実だったために自分を苦しませた敏生の家族達、河合さんの生い立ちと後悔、早川さんのエージェントとして下した決断、小一郎の出戻り。皆、それぞれ、割り切れない思いや辛い過去を抱えて生きていく。家族って壊れやすいけど簡単には切れないんだよね。最高な幸せじゃないかもしれないけどこれが止まらず、歩んでいける幸せだと思います。

2012/07/08

素敵なお話でした。 敏生君の両親の真実がわかって少しホッとしました。 小一郎君の出戻りのお話も切なくてでも、小一郎くんが可愛くて…良かった。 敏生君のお父さんの最後素敵でした。

2022/07/26

瀧ながれ

シリーズ12巻は京都編、敏生のお父さんと再会編です。人間関係がうまくいってなくて、誰の気持ちも昇華できなくて、どうにも切ない展開でした。郁江さんはさっさといい再婚相手を見つけるといいよ。敏生は、今度京都にくるときは、ゆっくり観光できたらいいですね。…いや、「観光」ができたことないか、このシリーズ。

2014/04/10

草薙香里

これで敏生の家族は妹だけになってしまったんですね。それにしても愛されていないから遺産だけでも渡せと言ってくる郁江は酷い。紅葉のお香があったのも嬉しかったな

2014/05/18

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