鳴釜奇談 (講談社X文庫 ふC- 29 ホワイトハート)
鳴釜奇談 (講談社X文庫 ふC- 29 ホワイトハート) / 感想・レビュー
真理そら
桃太郎の印象が強いけど、そういえば吉備津の釜だよね、と思いながら読み終えた。岡山の味は作者の味覚に合わなかったのかもと思う描写だった。不倫と言えばそうだけれど純愛の物語だった。
2021/12/18
藤月はな(灯れ松明の火)
自分の過去の過ちを知り、悔いるのはその人の選択が必要。だが、それを人に知らされ、真綿で首を絞められるように強要されるのとは意味は異なる。所詮、償いは過ちを犯した者だけが選べる自己満足の特権でしかない。主人のラブラブぶりから研究した小一郎のマーキングと同じ役割を果たす契約を行う時の断る時の男らしさが(笑)天本さん、小一郎を絞めないで(泣)龍村さん、その・・・・・ご愁傷様です。司野のあけすけな所に再度、吃驚。そりゃ、血と体液の主成分は同じだろうから目的は果たせますが。人間より妖魔の方がシンプルな考え方でいいな
2012/09/14
瀧ながれ
龍村さんがトマス父さん(の一部)をぶん殴ったシーンで、こちらの溜飲もいくらか下がりました。なんとなくトマス父さんの狙いが見えてきました。…どうにもやっぱり、厄介なストーカーという印象が強いですけど。
2014/08/29
紅羽
河合さんが戻ってきました。今はまだぎこちないけれど、きっとまた元に戻れると信じます。司野さんもすっかり奇談シリーズには欠かせないゲストキャラクターになってます。今回は怪異の要素は控えめでしたが、ラストのトマスパパのインパクトが強かったです。早く敏生の願いが叶うといいですね。
2014/04/11
takoing
司野代打の事件に巻き込まれる2人…。いやもともと2人の為にトマスパパお膳立てだからなぁ。 しかしトマスパパ、そんな世界に誰が惹かれると言うのか?? 森を取り込んでも3人しかいない世界だろう、それは(;^^)。 彼の野望が明らかになるとそれはそれで怖くなくなるね~。
2017/03/29
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