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始まりのエデン 新たなる神話へ (講談社X文庫 ホワイトハート)

始まりのエデン 新たなる神話へ (講談社X文庫 ホワイトハート)

始まりのエデン 新たなる神話へ (講談社X文庫 ホワイトハート)

作家
榎田尤利
北畠あけ乃
出版社
講談社
発売日
2007-02-02
ISBN
9784062559362
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始まりのエデン 新たなる神話へ (講談社X文庫 ホワイトハート) / 感想・レビュー

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miicha

再読。何度読んでも涙涙の最終巻。例の予言のせいでフェンリルの死は結構早い段階で覚悟できてたんですが、兄弟子を生かそうとするあたりからフェンリルの心情に涙が止まらない。心から怒ってくれるタウバの存在が愛しいです。最後に修正された予言の言葉…フェンリルのタウバへの感謝の言葉にも胸がいっぱい。サラとエリアスの子供が島で彼らに出会うシーンも美しくて大好き。エリアスたちの幸せそうな姿を見れて感無量。全8巻、もっと長く読みたい気持ちもあるけれど、この長さも再読しやすくて◎。自分ルールでこれから一冊目に戻ります。

2011/06/08

瀬々

再読:最終巻です。サラがしなければいけないこと。フェンリルが選んだこと。タウバが、エリアスが、ルアンが、ディンが、アショクが進んだ道。これで良かったの?とサラは問う気がしますが、フェンリルは笑って、これで良いんだよ、と応える気もします。新しい神話が、語り継がれることを願って。このシリーズに会えて私は幸福です。

2016/02/18

IENEKO

お友だちから貸借本。あの島が再び神話のはじまる楽園となるラストに滂沱の涙。『フェンリル』という名を冠された時から、最後の予測はついていたけれど、人生の最初に愛を与えてくれたフェンと旅の間ずっと傍にいたタウバとのスリーショットはこのシリーズを読んだものすべてにとっての救い。それにしてもユージン・キーツを見ていると『善政を敷く独裁政権と民主主義のどちらが良いのか』という『銀河英雄伝説』を読んでいてつきつけられた問いを思い出す。BLの榎田さんよりファンタジーの榎田さんの方が好きかも。

2012/08/12

Yuki

あぁ、終わってしまいました。なんかもう言葉が上手く出てこないです。間違ってたことを真摯に認め、正しい道を探し進んでいく…困難なことですが、きっとやってくれるだろうと思います。はぁ、いいお話だったなぁ。

2013/03/23

スピカ

もう感無量、涙の最終巻でした!命の重さやかけがえの無さを痛感させられた。敵であるセシルでさえ、ひとりひとりが自分の運命を懸命に生きていた物語。誰もが大切な人を守る為に傷つきながら戦っていましたね。。フェンリルとタウバ…この2人の絆の深さにはただ涙。きっと幸せだったよね。遠くで手を振る懐かしいあの人、そしてラストのボーイを思わせるカイトと3人の姿にまた涙。タカラガイにビー玉、シッダルタ(笑)…小物の演出にも涙、涙。本当に皆が愛しくて、生き抜いたことにただ泣ける。ああ、サブタイトルが美しい。読めて良かったわ〜

2010/11/21

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