真説たけし: オレの毒ガス半生記 (講談社+アルファ文庫 A 38-1)
真説たけし: オレの毒ガス半生記 (講談社+アルファ文庫 A 38-1) / 感想・レビュー
ehirano1
著者が理科系の大学出身というのは知っていましたが、漫才師や映画監督という職業に数学的思考を以て臨んでいることが印象的でした。
2024/02/11
gtn
相方きよしの凄さが逆に見えてきた。たけしは馬鹿、節操がないと相方を罵るが、その彼が戻るべきベースを守ってくれたおかげで、たけしも無茶ができたのではないか。
2020/12/12
963papa
お笑い芸人として一世を風靡していた頃と、FRIDAY襲撃やバイク事故を経てテレビから遠ざかって映画にのめり込んでいた頃の、エッセイ二部構成。前編は、時代の中心であることを自覚し、勢いに任せた発言をしつつも、いざとなったら笑いに変えてごまかせる、という小狡いスタンスが見える。後編も、世の中をなめてるような、冷めてるような感じもするが、映画の世界で門外漢としての言動も読み取れる。
2024/06/07
Kaz
前編「たけし!」と、後編「もうひとつのたけし!」の変化(進化)が面白い。前編の頃のたけしは、まだまだ若いし甘さが目立つ。それだけに、後編を記した50歳を超えた彼の成長ぶり、変貌ぶりには驚かされる。何が彼をそこまで成長させたのか。彼の成長を目標に、自分の成長にも期待したい。
2012/11/19
koishikawa85
寂しい人だなあというのが第一印象。それからこの人は基本的に小器用な人なのだと思う。漫才、映画いずれも抜群の才能はないが、そこそこできる。大きく見られがちなのは時代の波にうまく乗ったから。やはり幸運児なのだろう。
2015/06/15
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