ブス論で読む源氏物語 (講談社+アルファ文庫 A 41-1)
ブス論で読む源氏物語 (講談社+アルファ文庫 A 41-1) / 感想・レビュー
ヒロミ
源氏物語の登場人物の体型や容貌を微に入り細に入り査定するという前代未聞の本。おもしろくて楽しめました。大塚ひかりさんの本はどれも好き。
2015/03/01
音
斬新の一言です(笑)「源氏物語」の登場人物を、ブス・美人・デブ・痩せ・華奢・マッチョなどでまとめちゃうんですから。また、久しぶりに「源氏物語」を読んだらもっと面白く読めますね。
2015/03/09
ず〜みん
源氏物語に登場する女性たちを「ブス・美人」「痩せ・デブ」「長身・小柄」に分け、その特徴を述べた本。痩せているのは貧困と上品さのどちらか、小柄な女は皇女か、手軽に何処でも手を付けられる気軽な女のどちらか、というような分類をしている。「女は小柄な方が男の欲望のままに閉じ込めたりしておける」「女は歳を取ると醜い」また「長身な美男子と恋したい」「でも結婚するならブ男でも一途で金のある受領」という現代の感覚そのまま生きていて、「女の価値は若さじゃない」とか「男女共同参画」が叶わない社会問題の根深さも見えて面白い。
2019/04/30
カミツレ
手を変え品を変え出される、この作者の源氏物語解説。重複もあるけど、何冊も読んじゃうんだよね。こういう本が少ないからね。思う壺でしょうか。
石橋
そういわれると確かに勝ち組ブスが意外と多いことを確認。1000年後の我々にも「幸せって何?」という普遍的な問いを投げかける源氏物語はやはりスゴイ。
2014/03/04
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