ワイルドサイドを歩け (講談社+アルファ文庫 A 42-2)
ワイルドサイドを歩け (講談社+アルファ文庫 A 42-2) / 感想・レビュー
踊る猫
どうやってこの人生をサヴァイヴしていくか。ロバート・ハリスのエッセイを読むと、自分が考えている以上に人生は自由自在に切り拓けるものであり、逆に言えばその自由/無秩序に耐えて生きていけるだけのタフネスがこちら側に必要であることを思い知らされる。短めのエッセイが詰まったこの本を読んでいても、安吾にも似たポジティヴなヴァイブが伝わって来て非常に愉快な気持ちになれた。私はでも、ハリスほど欲がない。取り敢えずその日その日が楽しければ良い、と思ってしまうのだ。女性やドラッグ、ギャンブルのスリルを貪欲に求める彼に憧れる
2019/06/12
Roti
旅をすること、旅をし続けること、それが人生。エッセイとしてはマンネリ化して興醒め。旅エッセイに限定すれば、楽しめるし好きである。そして旅人として読む本の書評、紹介にかけては秀逸で、そこからの引用もいい。それがロバート・ハリス。「もしかしたら僕は。自分を探すために旅をするのではなく、自分をなくすために、自分でない誰かになるために旅をしているのかもしれない。」そしてこの本で一番よかったのは、巻末の山田詠美との対談であった。
2014/11/24
みぃ
再読。日本人は神様に支配されていない。この言葉にハッとした。いますぐ日本を飛び出して、自分と話し合いたくなる一冊!バリ島に行きたくなります、3泊くらいで
2011/10/15
ぽん
再読。 確か20才くらい読んでこんな生き方もあるのだと興奮したのを覚えている。 そしてこの本を読み終わったわたしは影響されてシドニーへ旅出しました。あの時の経験は忘れられない良い思い出。
2020/08/03
Takako Kanahashi
旅の仲間から借りた本。彼は旅に出る前に弟から面白い本と言ってもらって愛読書になっていたのを貰う。それを読んでしまったので、また次に回す。こうやって、本は世界を回っていく。旅で読むには良い随筆集。
2014/06/02
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