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マンガ日本人と天皇: 近代天皇制とはなにか (講談社+アルファ文庫 E 34-1)

マンガ日本人と天皇: 近代天皇制とはなにか (講談社+アルファ文庫 E 34-1)

マンガ日本人と天皇: 近代天皇制とはなにか (講談社+アルファ文庫 E 34-1)

作家
雁屋哲
シュガー佐藤
出版社
講談社
発売日
2003-04-01
ISBN
9784062567268
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マンガ日本人と天皇: 近代天皇制とはなにか (講談社+アルファ文庫 E 34-1) / 感想・レビュー

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がんぞ

日本国憲法の第一章には『天皇』が鎮座するが、小中学校で憲法の三原則とか教えられる時でも『象徴』の意義を教えられることはまず無い。どころか左翼思想教師に「世襲はナンセンス」「戦争責任」「差別の根元」と貶められることも(私が実際に体験した)。その左翼教師のように、自らを『平和主義者』と認じる雁屋哲の「天皇さえ居なければアジアは平和なのに」と朝鮮人のような寝言を、マンガにしている。軍隊があるのは近代国家の条件だった。徴兵制、空襲被害の無かった朝鮮の被害妄想は反日教育で国是として定着し、日本が喰い物にされてきたが

入江・ろばーと

よくもまあこじつけでここまで言えるなあ、という感じが。とりあえず“日本における上下関係の厳しさは天皇軍隊の遺産”って、それ以前に儒教な気がするんだが……

2014/05/16

牛タン

近代天皇制の権威の拠り所となる神話は天皇家自ら作った政治的なもので初期数代の天皇は架空であるというが今度はその神話の記述をもとに天皇家は万世一系ではない、天皇家の祖先は残虐な行為に及んでいたなどの批判が続く。後醍醐天皇以降明治時代まで天皇は政治的実権をもっていなかったため天皇家による日本支配も架空であるという。また天皇制が庶民の心理に影響して不合理な上下関係を生み出しているという。戦争責任など近代天皇制の批判はまともなものもあるが象徴天皇制についてはその変形であり本質を受け継いでいるの一言に終始している

2014/10/11

goldius

政治と経済と教育の現場において、日本国に発生する全ての悪の元凶は、天皇制にあると説いた素晴らしい本。

2003/11/13

hr

踏み込み方に躊躇がなくて良い。表現や主張の一部には共感できないが、ここくらいまではっきり言及するものがないと、議論が生まれないと思う。賛同する人も、反駁する人も、材料を手にできる。「国旗」「国歌」崇拝の押し付けや、「教育勅語」の残影が見え始める現代に、考えることをやめてはいけない。

2019/11/03

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