マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス)
マンガ 統計学入門―学びたい人のための最短コース (ブルーバックス) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
#解説歌 知識重漫画吹き出しトウェインの「うそと大うそ統計だ」良し 人口と天体遺伝醸造所ギネスの旨さ統計支え 鶏頭図ナイチンゲール考案す死亡原因衛生改善
2016/05/08
mj
5月19日に某所で書いたレビューを再アップ。 ***積ん読になっていた 講談社ブルーバックス アイリーン·マグネロ『マンガ 統計学入門』を読みました。どちらかと言えば用語集を兼ねたエピソード集の趣が強いです。入門ということになっていますが、ひと通り勉強を終えた人が読むと更に面白いんじゃないかと思いました。絵が気持ち悪いです。回帰という言葉の説明は興味深かったです。***
2018/05/22
nbhd
統計学においては、ピアソンさんという人が超有名人らしい。この本によると、ピアソンさんは1893年に「標準偏差」の考え方を導入したそうだ。標準偏差は、のちに偏差値のおおもとになる統計学用語だ。さらにピアソンさんは、1900年にカイ2乗検定というものを生み出す。意味はよくわかっていないのだけど、多々ある統計学用語は厨二心をくすぐるものがある。さて、この本についてだが、多くの方が「マンガじゃない」と書いている通り、マンガじゃない、要注意。
2023/09/19
おおかみ
統計手法はあまり説明されず、統計学の歴史的背景やその確立に尽力した科学者たちについての記述がほとんどである。しかし、それが入門者にとって必要な視点であろうし、だからこそ面白く読める。分かりやすいとは言い難いが、統計学のエッセンスを知ることができたと感じる。
2010/07/11
tieckP(ティークP)
マンガではないが、わりとこういう(絵が多めの)翻訳書は多いので私は気にならなかった。入門なのだが、丁寧に説明するのではなく逆に突っ走る。だから、一歩ずつ学びたい人が読むと面食らうかもしれない。でも、このテンポで重要な概念が(なぜ生まれたかの産業的・実践的な理由付けとともに)次々出てくるおかげで、統計学の全体を見通せる良さはある。木を見て森を見ずの逆バージョンのような。著者はピアソンについての著作があり、ピアソンによる過去の手法の再発見にこだわったり、ピアソンが考えたことの延長として他の学者を説明しがち。
2022/09/16
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