ユング (講談社選書メチエ 42)
ユング (講談社選書メチエ 42) / 感想・レビュー
sibafu
ユング心理学の本でもあるけど、ユングの生い立ちから亡くなるまで、父親やフロイト、恋人との人間関係なども含めて一冊の本になっている。あまり読みやすくはないが、ユングとその心理学をサラッと知るにはちょうど良い。
2014/12/29
ちょっかん
心理学者ユングの概説入門書。 以前、フロイトとアドラーを読んだので、ユングも読んでみた。ユングの理論はフロイトがその根幹を担っており、フロイトでは不十分な点を改善した理論であるように感じた。本書によりユングの生い立ちから彼の考えまでザッと理解することができた。 元型と集合的無意識の章が私には印象的で、人間は全員原始的普遍的性質を有し、我々はその土台の上で行動をしているという考えである。 人類学や言語学にも類似した理論が存在するため、偶然ではないであろうが、そこに共時性も感じた。
2017/06/19
ホセ
[図]
2009/07/18
K
ユング心理学を形作ったユングの生涯を垣間見る事ができた。 人間は生涯を通じて成長できるという説は、大人になった自分としては心強い話であった。 元型、アニマ・アニムス、個性化、影等詳細は今後他の書籍も当たって掘り下げたいが、答えは自分の中にあるのであろう。
2019/07/07
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