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さよならダーウィニズム: 構造主義進化論講義 (講談社選書メチエ 120)

さよならダーウィニズム: 構造主義進化論講義 (講談社選書メチエ 120)

さよならダーウィニズム: 構造主義進化論講義 (講談社選書メチエ 120)

作家
池田清彦
出版社
講談社
発売日
1997-12-01
ISBN
9784062581202
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さよならダーウィニズム: 構造主義進化論講義 (講談社選書メチエ 120) / 感想・レビュー

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鬼束

生命の始まりの根幹部分における恣意性を認め、その恣意性によって偶発的にこしらえられた枠の中で、規則が産まれ、それに基づき、その規則をはみ出さない範疇での生物の変異が起こってきた、とする構造主義進化論の本。全てが偶然で漸進的に生物が進化してきたのでもなければ、最初から、かくなるべくして定向的に進化してきたわけでもない。DNA弄くったところで、最初に恣意的にきまった範疇を越え出る跳躍はなし得ないのではないかと。ミクロな世界に凝っている現代の生物学からちょっと距離を置いた面白い考え方だとは思った。

2015/02/28

nagata

まさかこれが「講義録」とは、読み終わるまでわからなかった。 自然選択説の反証から、現在の仮説に至るまで、単に学説の妥当性にとどまらず、科学的な見方とは何か、を考えさせてくれる。個体が適応存在であるように、DNAもそれだけでは単なる物質の固まりで、いかに協働しているのか、システムが問題となるはず。それは、この本でさわりだけ紹介された構造主義進化論をもう少し掘り下げてみないと。

2021/08/01

Y.T

☆☆☆★

2016/08/09

じろう

犬同士はどんなに大きさ、体型、毛の色が違っても犬だと認識できるようだ。犬は犬にイデアを感じているのだろうかと、くだらない発想をしてしまった。

2017/10/26

silk

構造主義進化論の立場からみたダーウィニズムの批判。

2014/01/14

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