KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

夏子の酒 3 (講談社漫画文庫 お 1-3)

夏子の酒 3 (講談社漫画文庫 お 1-3)

夏子の酒 3 (講談社漫画文庫 お 1-3)

作家
尾瀬あきら
出版社
講談社
発売日
1995-02-01
ISBN
9784062600170
amazonで購入する

夏子の酒 3 (講談社漫画文庫 お 1-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ウチケン

前巻で夏子をジブリアニメの主人公の様だと言ったが、なんだかもうナウシカみたいに見えてくる。だから頭の中では島本須美の声で読んでます。人情話寄りだった1.2巻に比べ今巻は酒米作りと農薬という現実的な問題と向き合う夏子。思い出せば子供の頃は空中散布って恒例行事のようにやってました。空散の日の登校はマスク着用。野の草花には触れてはいけませんって、それ毒薬ですって言ってるのと同じじゃん。家は田圃の直ぐ傍にあるから、低空飛行して真上で旋回するヘリコプターに大迫力とばかりに無邪気に喜んでいたのが今となっては怖い。

2015/12/20

森林・米・畑

幻の米、龍錦は有機農法で大切に育てないと死んでしまう。しかし、酒造りに必要な龍錦を造るには町の農家の協力あってこそ。誰もが嫌がる有機農法での栽培会を結成しようとするが、なかなか集まらない。

2019/10/04

しゅわ

むか~し、日本酒の勉強をした頃に買った本…本当にひさびさに本棚の奥から出してきて一気読み中です。龍錦の田植えも無事終わり、いろんな人に教えられ、協力してもらいながら元気な稲が育っています。周囲の農家へ来年の稲作の協力を…とがんばる夏子たちですが、農薬に頼り切った人々の説得に苦労します。「和醸良酒」 素敵な言葉だけど、本当に大変そう。

2013/06/16

えみ

しかし夏子、ストイックだなぁ。。

2010/09/26

Ayumi Shimojoh

(3)は農業編。酒米を通じて米作りの話に進んでいく。当時の日本の農業の後継者問題を仁吉の彼女や、農薬の問題を空中散布で夏子が体当たり的にぶつかっていく。宮川のじいさま、と小さな田んぼで龍錦を作り始めた。冴子は気になってしょうがない。有機農法、豪田登場。それから20~30年近く経過し、いまの日本の農業はどうなっているのかな。ここらへんではすっかり田んぼは畑に変わった気がする。「和醸良酒」すてきな言葉ですね

2016/07/24

感想・レビューをもっと見る