夏子の酒 7 (講談社漫画文庫 お 1-7)
夏子の酒 7 (講談社漫画文庫 お 1-7) / 感想・レビュー
森林・米・畑
いよいよ、龍錦の栽培会が動き出した。有機農法の大変さがよく描かれてます。 酒蔵では杜氏の高齢による引退の話も。幻の米で大吟醸を造るという夢を諦めさすのは可哀想にも感じた。
2019/10/20
しゅわ
むか~し、日本酒の勉強をした頃に買った本…本当にひさびさに本棚の奥から出してきて一気読み中です。美泉の新酒に、決意をあらたにした夏子。龍錦の本格的な栽培も始まり、来年の酒造りに思いははやりますが…そんな時、頼りの杜氏が倒れ 経営者として「杜氏の引退」というつらい引導をわたさなければならなくなります。
2013/06/16
よーへー
軌道に乗ってきた。進め、夏子、冴子。
2012/05/01
Ayumi Shimojoh
9月末から2回通しで読み直した。20年たっても好きな本って他にない。シリーズ通しで流れや地域をノートに整理していきたいくらいだ。とくに七巻は、冴子の変化が好き。「困るのよあたし。夏子さんは農家の娘じゃないから出来るんだわ。農家の娘なら、絶対やりたいなんて思わない。夏子さんあたしにこの田んぼで龍錦を作らせて」「言ってることが滅茶苦茶よ冴子さん」「そうよ誰のせいだと思う」父親のやっている農業と、娘のやりたい農業の、大きな差。昭和の近代農業と、現代は広く理解されつつある新しい農業。
2021/10/10
Ayumi Shimojoh
(7)龍錦の栽培準備が着々と進んでいく。蔵では毎年の酒造りが、もう来年収穫の酒米を土から準備している。じっちゃん杜氏の引退がいよいよせまってくる。酒屋もんとは、出稼ぎで半年不在の家族とはをじっちゃんと奥さんが語る。新潟や北国の冬は経済的に厳しかったのだな。農家の後継者に冴子さんも加わっていく。冴子さんと仁吉の彼女もだけど、農家の娘で、自分の親が働きづめで嫌でたまらなかった女子たちが、その手で、やはり親と同じように田んぼはいまわって龍錦を育てたいと決意してしまう。好きな話のところだ。
2016/07/26
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