風子のいる店 1 (講談社漫画文庫 い 1-1)
風子のいる店 1 (講談社漫画文庫 い 1-1) / 感想・レビュー
宮崎太郎(たろう屋)
風邪を引いて一日マンガ読みを決め込む。寄生獣の岩明均のデビュー作らしい。吃音に悩む女子高生のバイト先の喫茶店での日常。そこでの出会いが彼女の心を支えていく。小さな店が舞台の作品。SF作家らしからぬ作品で興味深い。
2024/04/24
うみたろー
岩明均の初連載作品。古本屋をはしごしてようやく見つけたので再読。岩明均といえばグロテスクな描写がうりだが、本作は喫茶店で働く女子高生を主人公とした日常漫画。しかし氏の独特な空気感と間はこのころから健在。主人公を吃音の少女にするところも岩明均ならではだと思う。日常の、普通なら見過ごしてしまうちょっとしたことについて考えさせられる漫画です。
2010/04/07
愛馨
どうして今までこの本を読まなかったのか、過去の自分を罵りたい気持ちと、ツヅキを読みたいけど物語が終ってしまうのが嫌な気持ちが交差して、ややこしい心境……。だが傑作だというコトは間違えない!レンタル読みなので、どうにかして新品を探し出し購入し、生涯 手元に置いておきたい。
2010/03/08
jun_mg
風子は客の前で吃ったり緊張したりするけれど、根は強気、というか芯が強い女の子なんだと思う。そこらへんが今後どういうふうに現れてくるのか、次巻が楽しみ。
2013/09/12
たっきん
地味にハラハラドキドキします…。結構大変なことが起きていても淡々としている。淡々としているのにどんどん気になって読み進めてしまう。あと、サラリーマンの人けっこう好きです。歳を取ってマスターや客側からの視点で読んでみるとまた違った面白さがありますね~。いい作品だなあ。
2013/02/07
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