巨人の星(11) (講談社漫画文庫 か 1-11)
巨人の星(11) (講談社漫画文庫 か 1-11) / 感想・レビュー
みなみ
完結。大リーグボール3号の着想から完成までが思ったより早くてビックリする。そんな簡単にアンダースローに転向できるの?とか言ってはいけない(笑)花形が明子に、「自分は星くんに失われた日本を見た」と言うわけだが、この発言が巨人の星そのものなんだろうな。失われた日本の美点というものは、なぜ失われたのだろうか。高度経済成長による急激な豊かさによって?が一番妥当かな。朝ドラの「おしん」もそんな感じだったし。前のめりに破滅に向かって、死ぬために生きているような飛雄馬は、死ぬことを教えられた戦前教育の匂いがして不憫だ。
2021/08/11
yuichi0613
1966年連載開始だし、よくも悪くも「親父の世代の漫画」という印象がある。日本の高度経済成長期に少年期を過ごした人達の象徴的な話なのでは。だからこそのちの時代には受け入れられなかったのだろう。一つ言えるのは、伴宙太の愛らしさは異常だということ。
2009/09/11
Mukai Sanpei
知っていたとはいえ、このラストは余りにも...
2013/11/17
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