ヨコハマ物語(4) (講談社漫画文庫 や 1-8)
ヨコハマ物語(4) (講談社漫画文庫 や 1-8) / 感想・レビュー
ばう
サンフランシスコで移民達を襲った天然痘と闘う森太郎とお卯野。やっと2人は結ばれて森太郎も無事大学を卒業して日本に帰国。ここで始まる2人の新たな生活。この最終巻で改めて分かった事は万里子とお卯野の愛する人への接し方の違いですね。愛する人に対して何者にも惑わされない強い気持ちでブレないお卯野と、意外と動揺する万里子、2人の対比が面白いです。横浜の港も無事完成し、万里子達4人も日本の新しい時代を逞しく生きていくでしょう。日本が若くて元気だった時代の明るい未来を感じられるお話でした。
2022/01/15
榊原 香織
あー、良かった。 明治横浜築港物語。 やっぱりマンガて一気読みしちゃう。 4巻目 完
2021/10/15
マッピー
大きな汽船が利用できるような港を横浜に作り、横浜の町の繁栄を望む竜助は、反対派から様々な妨害を受ける。そのうえ、日本を食い物にしようとアヘンを密輸する外国人たちを阻止しなければならない。日本に帰ってきた森太郎と卯野は、医療用アヘンの扱いについて竜助と対立する。万里子も卯野もそれぞれに伴侶を得ているが、夫婦の関係は対等である。自分の生き方は自分で選ぶ!そんな2人の少女の半生と、明治という時代の熱さが、ページを繰る手を止めさせてくれなかった。
2017/07/23
汚壌
大好きな漫画なので暇さえ有ればついつい読んでしまいます…。ロマンチックドラマチックで言う事無しです!風と共に去りぬとか若草物語とか好きなのでたまりません…。
2016/02/08
綾
大和和紀さんの作品はどれも好きですが、これもまたお気に入りに一冊。 万里子と卯野の二人のヨコハマ物語。 万里子と竜助夫婦、大好きです。森さんと婚約しているのに竜助と結婚してしまってからの心の動き方。こんなにも愛しているのに上手に伝わらない悔しさもどかしさ。 わりにぱっとくっついた卯野(そんなことはなく波瀾万丈ではありますが)よりは、感情の激しい万里子に感情移入してしまい ました。キュンというよりも胸が熱くでもスッとする素敵な物語でした。
2014/06/28
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