武田信玄(2) (講談社漫画文庫 よ 1-21)
武田信玄(2) (講談社漫画文庫 よ 1-21) / 感想・レビュー
さらば火野正平・寺
天下統一を目指す晴信。近隣の勢力と争う日々。妻と二人の側室の微妙な関係。里美という側室のキャラクターはなかなか良い。もう一人の湖衣姫の息子が勝頼である。重臣板垣信方達を失いながら物語は進む。信州の真田も登場。この物語での山本勘助は忍者。勘助が晴信の周りで評判の長尾景虎を4年4ヶ月かけて探って来る。勘助曰く、景虎と晴信は「天才と秀才」。そしていよいよ天才長尾景虎登場。この巻では晴信のスケベの理由も判明(笑)。
2014/03/28
剛腕伝説
鉄砲の導入。砥石城の敗北。労咳の罹患。上杉謙信との激闘等々。信長よりも早く鉄砲を導入していた信玄、武田勝頼の代にその鉄砲で滅ぼされるとは! 労咳は多淫の症状が出るため、女漁りをしていたとは驚き!
2022/11/05
きーさん
対小笠原氏、対村上氏など信濃攻略の合戦のなかから、その背後の越後の長尾影虎の存在に徐々に気づいていく。圧倒的な天才・長尾影虎の人物を算術の解き方で説明する場面が印象的だった。この巻では、晴信は大敗や失敗が続く。しかし、大切な家臣を失い、領民の恨みを買うなどの失敗を、次の機会に活かす知恵として繋げているところに面白さがある。また、諸国に散っていた家臣たちがもたらす「お土産」によって甲斐の国が豊かになる…という場面もなかなか泣かせるところ。
2013/06/27
サイド
信州も巡りたいな
2021/03/28
ぴよ
諏訪鎮圧から信頼していた家臣の1人である高白斎の死去までが描かれていた。1巻で信晴が元奉行衆に甲斐のためになる土産を持って帰ってくるように伝え、今回の2巻で各々奉行衆が数年をかけて土産として成果を持って帰ってきて信晴に報告し貢献する様子を見て信晴に対する忠誠心を感じた。ただ、戦勝続きの信晴だったが初めて敗戦を経験し信頼していた家臣が複数名戦死してしまうところを読むといたたまれなくなった…
2024/07/10
感想・レビューをもっと見る