魔界転生 (講談社漫画文庫 い 2-6)
魔界転生 (講談社漫画文庫 い 2-6) / 感想・レビュー
kei-zu
久しぶりの再読。原作は山田風太郎の名作で、これまでも各種の映像化、漫画化が行われて来たが、本作の「ゲッター値」の高さは尋常ではない。 魔人として転生した剣豪を一太刀すると、その裂け目から見える星空!現れる甲殻の異界の生物達! そして迎えるラストシーンに、読者は石川賢が描く「神話」を見ます。
2023/03/11
猫丸
ほとんど「幻魔大戦」ですな。講談社漫画文庫から出ているが、あとがきによると、もとは角川らしい。昭和文化史を記述する際には角川春樹を避けて通れないでしょうね。あと康芳夫。
2019/09/10
花乃雪音
近年ではTYPE-MOONのゲーム「Fate/stay night」「Fate/Grand Order」の原点の一つとして知られる、山田風太郎『魔界転生』を『ゲッターロボ』の石川賢がコミカライズした作品で、内容は原作と違うという言葉が適さないほどの別物になっており印象としては『魔界転生』より『虚無戦記』に近かった。しかし、敵が転生中に十兵衛が斬りつけたり忍びと一緒に戦ったり真っ当な剣劇ではないところはむしろ山田風太郎に近いように思われた。
2019/06/21
AnmitsuK (うろ覚えムーミン)
とみ新蔵版は、原作を知らないと忠実に描いてあると錯覚するが、こちらは原作を読んでなくても「これ絶対原作と全然違う話だろ!!」と分かる。
2012/03/06
ドント
再読。平日(つまり休日絡みではなく、仕事がある日とある日の間)の未明3時頃に読むと本当に「何か」に「目覚め」てしまう作品であるような気がする。
2022/11/15
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