空手バカ一代(6) (講談社漫画文庫 か 5-6)
空手バカ一代(6) (講談社漫画文庫 か 5-6) / 感想・レビュー
竹城 俊之介
闇の空手家「人間凶器」由利辰郎、ムエタイ王「千本足の魔神」キング・コブラ、そしてフランスの足技格闘技サファーデ「最強の実力者」ボーマン、パンチ(キック?)の効いた実力者が次々登場し、激闘を繰り広げる。 キング・コブラの弱点を教えてくれた七三分けの少年(性格悪い)とか、格闘技大好き大富豪ブラッドショーさん(性格悪い)など、嫌な人たちが凄くイラッとする顔で活躍。物語に華を添える。 本書に登場する大山倍達著「世界ケンカ旅行」が気になって調べたら実在した!凄い、この本は実在する!民明書房とは違う!
2021/06/12
AICHAN
ムエタイとやったのもサファーデとやったのも嘘。ただムエタイには、当時の大山門下の黒崎健時、中村忠、大沢昇が挑戦し3対2で勝っている。大山倍達は50冊ほどの著書を出しているが、そのすべてがゴーストライターの手によるものらしい。では誰が書いたのか。ひとつのヒントはこの『空手バカ一代』にあると思う。『空手バカ一代』では大山の著書からの抜き書きが多いのだが、そのほとんどは『世界ケンカ旅行』からなのだ。それと『闘魂』がたまに出る。だからこの2つは梶原一騎の手によるものだと私は思う。
2017/09/21
山田太郎
よく騙されるけど人望はあるのか人は集まってくるというのか。しかし、なんだよ地獄の使者って。しかし、よく考えつくな、こんな話というか実話なのか、これ(笑い)
2016/09/26
AICHAN
再読。大山空手はムエタイと勝負したことがある。黒崎健時、中村忠、藤平昭雄(大沢昇)の3人が挑戦し2対1で勝った。しかし大山倍達自身はムエタイと勝負していない。ブラック・コブラというムエタイボクサーは存在しない。フランスのサファーデ遣いとの決闘も作り話らしい。
2022/12/15
Hiroki Nishizumi
前巻とはうって変わって、謙虚で無欲な主人公による武勇伝のオンパレード。事実がそんなわけないわなぁ・・・・
2014/07/18
感想・レビューをもっと見る