さくらの唄 上 (講談社漫画文庫 あ 5-1)
さくらの唄 上 (講談社漫画文庫 あ 5-1) / 感想・レビュー
kinnov
基本的に漫画はレビューしない事にしているが、この本は読んだ事を記したい。下巻の展開の予兆はあるが、何者でもない内向的な少年の日常、オナニー三昧の年頃の日々の鬱屈としながらも朗らかでもある青春時代がよく描かれてある。『悪の華』への影響が大きいのはよく分かる。10代で読んでいたらトラウマになっただろう事は間違いない。
2017/06/10
akihiko810/アカウント移行中
古本マンガ上下巻。暗黒青春マンガの隠れた傑作(らしい)。暗澹たる青春を送っていた高校生の利彦。文化祭で女の子主演の映画を撮り始めるが、金貸しの叔父が利彦を後継者に選んだことで、全ての歯車が狂いだし転落する。 6/10点。 「悪の華」の押見氏が「影響を受けた」と公言し、「隠れた傑作」と伝説マンガとして紹介されることもあったので読んだ。結論から言うと、自分好みではなかった。上巻の鬱々するが「平凡な」暗黒青春ものが、下巻では過激で非凡で「あまりリアリティーのない」展開になっていく。作者がとにかく過激に、過激に
2020/08/03
yuuuming
旦那さんの。超超衝撃的な内容でこれっていまだとネームの段階でボツにされそう。こういう作品って青年マンガに時々登場するよな〜。この作品を後押しして世に出した編集さんもすごい。
2017/08/17
とり子
ねーちゃんとノヒラ君がすきだ。 ノヒラ君の「とにかく僕はああいうのみてると涙がでてくるんだよ」ってとこ、よくわかる、私女だけどわかる。わかる気がするだけかもしれんが。 青春は、少しだけ希望を残して終わる…が、下巻が怖すぎる…
2015/01/25
鰯
思春期の男の子の苦しみがどろどろに描かれていて読んでいてぐったりした。来世は男になりたいなんて考えも吹っ飛びそうなそんな迫力。とにかく若いって熱いし苦しいなあ、そういえば自分もそうだったかもなと思ったり。いつのまにか自分も中年になってしまっていたなとしみじみしたひとときでした。
2018/08/30
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