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さくらの唄 下 (講談社漫画文庫 あ 5-2)

さくらの唄 下 (講談社漫画文庫 あ 5-2)

さくらの唄 下 (講談社漫画文庫 あ 5-2)

作家
安達哲
出版社
講談社
発売日
2001-04-01
ISBN
9784062609647
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さくらの唄 下 (講談社漫画文庫 あ 5-2) / 感想・レビュー

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ender-san

怒涛の下巻。物語は完膚無きまでに破壊されるが、破綻はしない。この奇跡的バランス! 最後まで主人公の不安定な精神を主軸に話を展開していったおかげで、前半の鬱屈した青春物語が完全な前振りとして機能している。(偶然か計算か分からないレベル)そして迸るエロ! 十代ほどエロがコンプレックスを刺激する時代は無く、それがゆえの倒錯、それがゆえのカタルシス。この読書体験はどんなオルガスムスにも匹敵すると断言。書棚にはデビルマンと一緒に並べておきたい大傑作。(全然内容違うけど)

2008/01/07

やなちゃん

序盤はセンチメンタルな童貞なら誰しもが感じている世間の流れとの些細なズレに痛いほど共感していた。中盤からは完全に普通の人ではなくなってしまい、それでも流されながらも自分を保とうとする。が、最後の最後で青春は後味悪く、かつ綺麗に終わる。本当に嫌な作品。もう2度と読みたくない。しかし、一番好きな漫画だ。

2019/07/19

赤字

非現実という沼に足を踏み入れ埋まっていくと、どうしようもないとしか考えられなかった日常へ帰るのがとてつもなく大変だった。/ご都合主義と言われても否定の出来ないラストには甚だ疑問。ハッピーエンドすぎる。/もう少し早い時期に読んでいたら人格形成にまで及んでいただろう。中二病なんて言葉では片づけられない、青春汁100パーセント。ダイナマイトのような漫画でした。

2012/05/15

オジャオジャ

文化祭での先生と市ノ瀬の公開セックス上映会やらノヒラと市ノ瀬の爆弾制作やら姉ちゃんと市ノ瀬の中村さんの前での公開近親相姦やらやりたい放題全部やった上で市ノ瀬が何だかんだでアメリカで画家として大成功すると言うとんでもエンドで無理矢理締める辺りの力技感が凄い。こんなに色んな感情ぐちゃぐちゃなのに爽やかな読了感に浸れるのはすげえことだなと思う。ウジウジしてたノヒラが開き直ってアングラ映画界で有名になってたのが地味に嬉しかったね。何事も自分を信じて楽しくやってりゃ道は開けると言う話ですかね?知らんけど

2024/07/06

先生もお姉ちゃんもほんとうにきれいだなあと思った。かっこいいしね。しかし読後の疲労感が半端ないですね。

2018/08/31

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