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たけくらべ,山椒大夫 (ポケット日本文学館 5)

たけくらべ,山椒大夫 (ポケット日本文学館 5)

たけくらべ,山椒大夫 (ポケット日本文学館 5)

作家
樋口一葉
森鴎外
円地文子
出版社
講談社
発売日
1995-05-01
ISBN
9784062617055
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たけくらべ,山椒大夫 (ポケット日本文学館 5) / 感想・レビュー

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マカロニ マカロン

個人の感想です:B+。『たけくらべ』を円地文子さんが現代語訳しているのを知り、借りた。総ルビ付きで小学生、中学生でも読めるようにという設計。他にも教科書によく載る森鷗外の『山椒大夫』、『高瀬舟』、『最後の一句』他が収録されている。円地文子さんの訳は、一葉の使った文章や言葉をなるべく残しながら、細かく注釈を入れる形で読ませようという意図のようだ。会話文に「 」も付いているし、何よりイラスト入りの頭注はとてもわかりやすい。西山英雄さんのイラストもヴィヴィッドで雰囲気が出ている

2022/11/12

たいへい

たけくらべだけを読むつもりが、森鷗外の文章に惹きつけられて、結局一冊丸ごと読んでしまった。たけくらべは、叶わぬ男女の恋が主題の作品。活気に溢れているのに、どこか哀愁の漂う語り口調が絶品だった。

2015/03/24

tachi888

現代古典は懐かしいし読んでいて嬉しい気になります。

2012/10/26

tatsuya izumihara

樋口一葉のたけくらべは文体が古く難しかったが単語解説が親切だった。物語は町人の子供たちの日常のトラブルから子供たちの成長を描いている。森鴎外は読みやすい。山椒大夫は売られた子供の物語。兄弟愛、母との再会。その他森鴎外の作品も読みやすく引き込まれた。江戸時代の抗えない運命に陥った時の潔さは現代人にはない価値観であった。

2020/12/12

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