ちびおおかみ (世界の絵本)
ちびおおかみ (世界の絵本) / 感想・レビュー
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
おおかみに生まれたのに心優しすぎる〈ちびおおかみ〉。獲物を狩るどころか、うさぎやねずみと大の仲良し。草を食べていれば満足という彼に、両親は頭を抱えます。両親を悲しませてしまったちびおおかみは、友だちの助けを借りて強そうな外見に変身しますが……。現実にはなかなか難しいけど、他者と違うところを〈個性〉として受け入れられるといいですね。1998年1月初版。
2015/06/27
みずたま
大好きなウィルコンさんのイラスト。怖くなりたい"ちびおおかみ"が抱き締めたくなっちゃうぐらい可愛い。みんな違ってみんな良い。あるがままを認め合い。受け入れ合えたらいいのでしょうが、人間社会では難しいんですよね^^;
2015/08/09
遠い日
おおかみらしくないちびおおかみは、家族みんなから責められる。ひとり、違うことはいけないこと? 強くて怖いおおかみになろうとするけれど、持って生まれた性質は、その子本来のもの。だれも、むりやり変えられないのだ。それに気づいた親たちの姿は、読み手のわたしたち親へのメッセージか。やさしいちびおおかみ、きみはそのままでじゅうぶんステキ。
2013/02/26
timeturner
絵は可愛いのになあ。教訓的な文章はひねりを入れないと読むのがつらい。翻訳でもうちょっとなんとかならなかったのだろうか。
2014/01/05
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