ペトロフ事件 (文庫コレクション大衆文学館 あ 1-1)
ペトロフ事件 (文庫コレクション大衆文学館 あ 1-1) / 感想・レビュー
さぼてん
初めてよんだ鬼貫刑事シリーズ。トリックに重きを置いてるため、登場人物の性格はそこまで詳しく描かれなかったので自分の好みではなかった。現代にはこういうものがありふれているからあまり好きではないのかもしれない。当時からしたら面白いのだけれど。
2018/01/07
はんげつ
鮎哲長篇、そして鬼貫モノの時系列としては皮切りになるのだろうか、作者の魅力の一つである捜査の興奮こそ少し物足りないが、珍しく(?)読み進めていかないとなかなか犯人が確定されないフーダニット興味の利いた作風で新鮮であった。トリックに関しては単なる発見以上のものは見られないものの、なんとも捻くれたアリバイ崩しモノだなという感想の浮かぶ解決篇から若かりし日の鮎哲の情熱が伝わってくる。ミステリ上の必要性は無い地図が挿入されていたのも、当時の満州を感じられるものでよかった。
2017/09/15
non
23-128:地図と時刻表は見づらさと小さすぎからチラ見(確認の必要性も感じず)。急に彼女の謎解きになったのか。事件は普通に解決しようよ(したけど)
2023/06/28
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