忍者枯葉塔九郎 (文庫コレクション大衆文学館 や 1-6)
忍者枯葉塔九郎 (文庫コレクション大衆文学館 や 1-6) / 感想・レビュー
かわうそ
忍法の華やかさという点では少々控えめながら、設定を駆使した人間模様・忍者達の生きざまが哀しかったり凄まじかったり。
2016/08/18
山田隆
せがわ版の予習として。全8編中、表題作を別にすれば「枝垂七十朗」と「明智十兵衛」が面白かった。まず枝垂七十朗。甘く危険な香りを漂わせる美貌の男と、平凡だが誠実で優しい夫との間で揺れる女心、と書くとレディコミみたいだが、これを山田風太郎が描くとこんなにも血生臭い話になる。そして明智十兵衛。主人公が明智という時点で結末は決まっている訳だが、あの造反劇も山田風太郎が描くとこんなにも奇怪でおどろおどろしい話になる。
2011/11/13
イコ
これ読んだ後にくのいち~を読んだので、ちょっとした繋がりを発見できて面白かった。
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