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人形は遠足で推理する (講談社文庫 あ 54-6)

人形は遠足で推理する (講談社文庫 あ 54-6)

人形は遠足で推理する (講談社文庫 あ 54-6)

作家
我孫子武丸
出版社
講談社
発売日
1995-07-01
ISBN
9784062630016
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人形は遠足で推理する (講談社文庫 あ 54-6) / 感想・レビュー

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がたやぴん

シリーズ2作目の長篇。語り手、ワトソン役、安楽椅子探偵の三役を、腹話術師が二重人格という設定で2名でこなすキャラ物。特殊な設定な上にコミカルな表現を交えながらも、しっかりとしたロジックが支えている侮れない作品。500ページ越えの大長篇は無理かもしれないが、人形シリーズは300ページぐらいが丁度良いと感じる。また、軽めの文章である為、短時間で一気読みが可能なのも有難い。だからこそ、人形が真相を語るまで目が離せなかった。今では使い古されたトリックなので気づきやすかったが、答え合わせを待つワクワク感を味わえた。

2016/02/17

ダイ@2019.11.2~一時休止

人形その2。バスジャックのお話なんだけど、重くなくて面白い。

2013/09/08

papako

続けて。お、長編ですね。遠足に行こうとしてバスジャックにあったおむつとよしお、そして鞠夫。人質にそれつつ密室殺人の謎を解き、犯人逮捕に協力する。なかなかありえない状態と設定とお話。そして子供がほっとかれすぎ。二宮さん、次男が会長か!短編くらいの方が楽しめるかな。

2020/05/28

さっこ

人形探偵シリーズ第2弾。警察に追われている殺人犯に幼稚園バスを乗っ取られ、事件に遭遇してしまった鞠夫たち。バスジャック犯の殺人事件の無実を証明することになった。鞠夫がバスから投げ出されたり、ドタバタしながらスリルと笑いに包まれた楽しい作品でした。

セウテス

人形探偵シリーズの2作目です。語り手の睦月と腹話術師の朝永、人形の鞠夫のコンビは、幼稚園の遠足に同行してバスに乗ったところバスジャックに会ってしまいます。犯人は、銃声で朝起きると隣で友人のヤクザが胸を撃たれていたらしい。そして犯人を探したけれど、部屋は完全に密室だったらしい。そこへ駆けつけた警察から逃げてきて、バスジャックになったらしい事がわかります。バスジャックの中で、密室トリックを見破らなくてはならない。スリルありユーモアありの我孫子ワールド炸裂です。面白くて、何も考えずに一気に読めてしまいます。

2014/10/04

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