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眩暈 (講談社文庫 し 26-15)

眩暈 (講談社文庫 し 26-15)

眩暈 (講談社文庫 し 26-15)

作家
島田荘司
出版社
講談社
発売日
1995-10-04
ISBN
9784062630795
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眩暈 (講談社文庫 し 26-15) / 感想・レビュー

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W-G

本格というよりは冒険小説。はじめて読んだ時は、言葉足らずで分かりづらかった印象だったが、改めて読んでみると意外にスンナリ。ハードカバー版からかなり加筆修正しているのかもしれない。御手洗・石岡コンビの出番が多いので長さの割りに退屈せずに読めるが、最初の手記をラストにまるまるもう一回読まされるのはさすがにキツい。よく言われる松村家の葬儀の件は、まぁそういう事なのかな?とは思うが、他人の葬儀でイキナリ未亡人を手込めにしようとする→未亡人も受け入れているっていうのは、コッテコテのテンプレ型エロシーンで苦笑い。

2017/04/06

Tetchy

数年ぶりに読み返した今回は、分析的な読み方を心掛けた甲斐もあって、数々の粗、都合の良さや強引さが目立った。数年経っても色褪せぬ内容と、抜群のリーダビリティは確かに存在した。

2009/03/07

勇波

この事件を操った「野辺修」は異邦の騎士の「益子秀司」に重なってしょうがない。二人とも御手洗を凌ぐ大天才だと思う。物語はあいも変わらずどでかいスケールで突き進んでいきます。読んでる方に眩暈を起こさせながら御手洗は強引ともとれるやり方で幕を引いた。。しかし石岡君のめんどくささは拍車がかかってるね★

2014/12/28

papako

勢いで再読。これも謎&トリックは覚えていた。石岡の御手洗を疑うくだりはくどい。さっさと信用して!だって御手洗だから。壊れた御手洗にも会えたし満足ですが、御手洗シリーズの中では比較的簡単な謎かな。三崎青年の悩みの部分は胸に迫ったなぁ。しかし、御大の書きたかった場面は未亡人に違いない。このシーンを書くためだけに旦那は殺されたんだと思う。ほんと島田荘司だよなぁ。さてさて、次はアトポス。

2017/04/18

aoringo

精神病患者の妄想かと思われる序盤と専門用語が読むのに最初ちょっとしんどかったけど、そのあとからは次から次へと御手洗が謎を曝いていくので爽快。驚きの連続。やっぱりこうでないとね!ちょっと無理な感じもあるけど、力技で納得させられた。水の渦のところは私でも分かりましたよー。そして最後に答合わせができるのがうれしい。しかし大がかり事な件でした。面白かったです!

2019/11/06

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