小説家: 直木賞作家になれるかもしれない秘訣 (講談社文庫 た 43-22)
小説家: 直木賞作家になれるかもしれない秘訣 (講談社文庫 た 43-22) / 感想・レビュー
KANEO
著者がどうやって小説家になったか、小説家とはどんな職業でどんな暮らしをしているのか、半生を振り返り、小説家になれるかも知れない方法を教えてくれる本。といってもそれは後半だけで、中盤までは著者の半生を綴ったエッセイのようになっています。ボクは著者のファンであるので彼の半生が知れて面白かった。後半のお薦めの小説家になるための方法が意外で結構目から鱗でした。 あと、著者とSF小説の趣味が似ているのがわかってちょっと嬉しかった。
2013/10/21
Joao do Couto
自伝的エッセイ。疲れたので、気軽に読めるエッセイとして購入。それと総門谷Rがたまたま家にあって読んで、わけがわからず挫折したことを思い出したことも購入理由のひとつ。早熟の、晩成という著者の人生がおもしろい。それから総門谷に挫折した理由も書かれていたのもうけた。全集を読むといいというのはよくわかる。大人になるとなかなかできないけれど。
2017/11/15
ハル
高橋克彦のエッセーなので購入。10年書くなと言われてへこたれるようなら小説家なんぞなれん、ということですかな?
2011/07/28
ネムル
10年書くなはちょっと鮮烈かもしれない。
2010/01/24
紫
高橋克彦先生の半自伝エッセイ。もともと中高生向けの職業ガイドシリーズの一冊として書かれたものだけあり、小説との出会い、学生時代の創作活動、浮世絵の研究、作家デビューの経緯、小説執筆のノウハウ、小説家としての心構え等々が、噛んで含めるような懇切な語り口で書き綴られるのであります。江戸川乱歩賞受賞『写楽殺人事件』が「傾向と対策」の産物だったという思いがけない真相にびっくり。でも、一番印象深かったのは心霊現象の実体験のエピソードだったりします。二十五年前の本ですが現在の業界事情はもっと厳しいかも。星4つ。
2016/05/24
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