あやしい遊園地: 奇妙で愉快なショートショート集 (講談社文庫 え 16-1)
あやしい遊園地: 奇妙で愉快なショートショート集 (講談社文庫 え 16-1) / 感想・レビュー
KAZOO
この読み友さんのレビューを読んで手にとって見ました。確かに1篇1篇はそれなりに水準が高いものがあるのですが、少し作品が多すぎでおなかがいっぱいになった感じがしました。70編は収めすぎではないでしょうか?これだけ奇妙、あるいは恐怖的なものを取り揃えてあるとせいぜい2~3冊に分けたほうがいいのではないかと思いました。次から次へと来る感じで星さんや阿刀田さんのゆったりとした気分を味わいたくなります。
2015/11/10
mr.lupin
70篇からなる、ショートショート。ちょっと数が多すぎるかな~ 後半は何となく活字を追った感じ。もう一捻りあると楽しめたのかな~ ☆★★★★
2016/01/19
ぜんこう
タイトル通り、ちょっと怖かったりシュールだったり。 つい星新一さんの作品と比べてしまうのは失礼かもしれませんが、もうちょっとウィットがあったりとか粋な感じがあればいいなぁ。 一番好きなのは「タイムミシン」・・・素敵な話でした。 星新一さんの解説というのが貴重。
2016/01/24
くろうさぎ
電子書籍にて読了。読み友さんのレビューに惹かれて読み始めましたが、なかなかのシュールっぷり。ほぼ美容室の待ち時間に読んでいたのですが、目まぐるしく変わる世界に、ついていけないお話もチラホラ。でも期待していた「タイムミシン」は、すごく良かった!そんなミシンがあったら、どの綻びを縫うだろうか?タイムミシンで縫ったつもりで、喧嘩もやり過ごせば、日常はずっと幸せなのかもしれないですね。
2022/07/30
緋莢
「無用の店」という変わった名前の店で、酔っ払いが買ったのは10万円の傘。その傘が高価なのには、ちゃんと理由があって(「無用の店」)。友人に連れられてやって来たレストラン。会員制のレストランで出された美味しいものの正体とは?(「スペシャルメニュー」)祖父が語り始めた、ある湯呑み茶碗の思い出。底に龍が描かれた茶碗に起こった不思議な出来事とは? (「龍の碗」)不思議なものから、ユーモアのあるもの、ゾクリとする怖いものまで70篇を収録したショートショート集。
2015/11/05
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