KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

覆面作家 (講談社文庫 お 63-6)

覆面作家 (講談社文庫 お 63-6)

覆面作家 (講談社文庫 お 63-6)

作家
折原一
出版社
講談社
発売日
1996-03-01
ISBN
9784062631884
amazonで購入する

覆面作家 (講談社文庫 お 63-6) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

背番号10@せばてん。

【1991_週刊文春ミステリーベスト10_9位】1996年3月29日読了。読み友さんたちの折原ブームに便乗して「なんちゃって登録」。あらすじはもちろん、忘却の彼方。(2020年2月2日入力)

1996/03/29

うーちゃん

折原氏お得意の"語りの騙り"。小説(作中作)と現実が交錯し、主人公にも読み手にもだんだんその境界線がわからなくなり・・という読むにつれ不安と混乱を招くプロットに加え、失踪届や新聞の三行広告など、謎に満ちた小道具が隠し味的に挿入され、読者の"まだ何かあるな"に最後まで応えてくれる愉快な構成。正直言って作中作の質はあまり良くないし、真相はバカミスの二歩ぐらい手前・・かも。でも私は"信用できない語り手"スタイルがミステリのなかでも好きなので、言いたいことはあれど楽しめた。

2017/07/21

ちくわ

【ネタバレ有】折原一の作品は初読み。行方不明だった推理小説家 西田操が七年ぶりに帰還して小説を書くのだけどだんだん現実とその小説の出来事がリンクされていき、、っていう話。ラストまでは比較的楽しく読めたんですけど西田操(本名)が実は気がくるってたりまたまた西田操(ペンネーム)も気が狂ってて実は妻が覆面作家だったり、エピローグとだったりどんでん返しに次ぐどんでん返しなんだけど、なぜか、してやられたとはならない。それは登場人物が気が狂ってるならなんでも有りになってしまうからなのだろうか。

2016/08/23

はな

かなりぶりの再読。個人的にはあんまり続けて読んではいけない折原作品、二ヶ月くらいに一冊読みたくなります。著者お得意の作中作に翻弄されながら、どんどん妄想なのか現実なのか境目が曖昧に。え?まだ?っていうラストのしつこいくらいのどんでん返しとオチはちょっと笑っちゃうけど好きです。

2017/09/06

YJ

途中から現実との間が曖昧になってる感じがしてきて、登場人物も交錯してわけわからんくなるけど面白かった。

2015/02/08

感想・レビューをもっと見る