少女よ、大志を抱け (講談社文庫 た 65-2)
少女よ、大志を抱け (講談社文庫 た 65-2) / 感想・レビュー
cithara
18年前に書かれたエッセイ。著者は二十代だったにも関わらず、地に足がついている堅実な人柄がうかがえた。車好きらしく外国産のスポーツカーの名前が散見される。バブルの名残をひきずっているのかな。代表作の『結婚しないかもしれない症候群』が未読なのが残念。講演会とかTV討論とかよく招かれていたらしいが、彼女にはどんな役割が振られていたのだろうか? 若者代表としての意見を求められていたのだろうか? きっと彼女には不本意だったに違いない。『ベルリンで壁の絵のTシャツを』が心に残った。壁が壊されたばかりのことだっけ。
2011/04/24
丰
Y-03
1999/05/15
pantyclub
題名から元気が出そうな本なので読んだ。内容的には日常的な普通のエッセイ。作家の初期のエッセイは素人ぽっくて面白い。特に若さと勢いが良く表れているのが良いです。古い本だけど作家を知るには初期エッセイはピッタリです。モテない男の話や女子更衣室の本音トークは面白い。そして欲しいモノは実感。これは心に突き刺さる。正しくその通りだと思う。
2023/04/08
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