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非合法員 (講談社文庫 ふ 30-11)

非合法員 (講談社文庫 ふ 30-11)

非合法員 (講談社文庫 ふ 30-11)

作家
船戸与一
出版社
講談社
発売日
1996-06-01
ISBN
9784062632294
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非合法員 (講談社文庫 ふ 30-11) / 感想・レビュー

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背番号10@せばてん。

【1985版_東西ミステリーベスト100_89位】1996年9月24日読了。当時、船戸与一氏に一目惚れした作品。ただし、分厚いのが難点。

1996/09/24

デルタアイ

著者のデビュー作ということで読んでみると すでにこの頃から船戸節全開のハードボイルドだった 舞台はメキシコからアメリカ 諜報機関は絡むわAIM、はたまたベトナム戦争後の移民達など 話は飛ぶわ死屍累々だわで... だけどキッチリ話は繋がっていく 当時の政治的背景も垣間見れて面白い作品だった ☆8.5

2019/12/07

hippos

70年代の香り漂う懐かしの「読ま死ね」の世界。今夜は陳さんに乾杯。ライアルでも読み返そうかな。

2016/06/12

Katsuto Yoshinaga

大船戸の小説処女作。約30年ぶりの再読。デヴュー作から圧倒的な筆力と情念を見せ付けていたことを再認識した。初読時はストーリーテリングと情感溢れる美文・名文に圧倒され、面白さのみが強烈な印象として残ったのだが、「満州国演義」以外ほぼ読破し、「叛アメリカ史」「国家と犯罪」を再読した上でこの第1作目を手にとると、船戸史観の重さ重大さに押し潰され眩暈がしそうである。特に本作は「叛アメリカ史」のエッセンスが随所に描かれ、この論考集と対を成す小説作品といえる。

2014/08/24

takeshi3017

船戸与一のデビュー長篇。 例によって国籍不明の小説である。 舞台は、メキシコ。 そしてロサンジェルスへ。 全編船戸らしい暴力と裏切りの力学でつらぬかれた、息つくひまもない追跡と逃走のドラマ。 以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file3/neta10123.html

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