海のサロメ (講談社文庫 や 27-11)
海のサロメ (講談社文庫 や 27-11) / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
美しくなりたいと願いつづけて十八歳になった娘に、母は残酷な事実を突きつけた。娘は本の中に閉じこもるが、運命は、初めての甘い恋と幻想を与え、大人たちの犠牲にしようと企んだ。しかし、愛を拒絶した男を永遠に自分のものにしたサロメのように、娘は…。激しい情熱の一瞬の炎を描いて、心にしみる作品集。
1992/10/04
sunafukinT
★★★ 短編集。良い方向と悪い方向に女の人が変わる瞬間を描いた作品▼といっても、読んでいて苦しいとか悲しいとか感じる内容ではなく、あれだ、、ドラマとかを見てるような、客観的に「ほー」と思える内容。▼お気に入りはタイトルでもある「海のサロメ」。恋をしてバグっている女の子と、その女の子を利用する人と被害者をうまく描いていると思う。男には描けない視点だと思うので個人的には凄く良かった。
2019/07/09
すずりん
6つのホテルを舞台にした6つの短編集。深い話ではなかった。
2014/06/21
dskmori
一つ一つ味のある話だったんだけど,解説読んだ時には,タイトルと内容が一致せず,ついていけなかった。なんでだろう。
2013/11/28
たつや
ブログ:http://sunnext.exblog.jp/11054648/
2009/09/05
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