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走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫 お 45-10)

走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫 お 45-10)

走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫 お 45-10)

作家
大沢在昌
出版社
講談社
発売日
1997-03-01
ISBN
9784062633970
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走らなあかん、夜明けまで (講談社文庫 お 45-10) / 感想・レビュー

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しんたろー

読友さんたちに評判のいい作品なので楽しみにしていた…噂通り、テンポ&ユーモアが気持ち好く、サクサク読める娯楽作だった。主人公・坂田がごく普通の男なのに勇気を振り絞って頑張る姿やヒロイン・真弓の男前な感じが楽しい。脇役たちも大沢さんらしいタッチで活き活きと描かれていて、大阪の街の匂いと馴染んでいる。もう少し、坂田が江戸っ子らしい部分を見せてくれたら満点だったと欲張る気持ちもあるが、東京と大阪の違いや大阪ガイド的な要素も面白く、『新宿鮫』とは違って「巻き込まれ方サスペンス」の見本のようで筆者の幅広さを感じた。

2020/06/04

chiru

東京の平凡なサラリーマンVS大阪ヤクザ。手違いからはじまる一夜限りのタイムリミット。出張先の大阪で、極秘資料の入ったアタッシュケースを盗まれた坂田は、ヤクザから奪還するため、大阪中を走って走って走り回る🏃…‼ テンポの良さで一気読み! 無鉄砲な坂田の純粋さが巻き起こす、先の見えないスリルがたまりません💦 ヤクザは彼らのルールで。坂田は仕事人の責任感で。互いの使命を認めあい『手打ち』にかけるのが面白い❗ そんな坂田の魅力は、最後まで逃げなかったこと✨ 大阪版『24』みたいで、強烈に面白かった❗ ★5

2020/03/30

タイ子

映像化したら面白いだろうなと思ったら、映画化されてたんですね。生粋の江戸っ子、箱根より西に行ったことがない反骨精神の男がよりによって大阪に出張してきた。名は坂田勇吉、将棋の坂田三吉をリスペクトする男は将棋会館見学で大事なアタッシュケースを置き引きされる。中には翌日会議で使う会社の新作見本が入っている。どうやら盗んだヤツはヤーさんらしい。何があっても取り返す!助けてくれる真弓とともに見知らぬ大阪を東奔西走。何せ相手はヤーさん稼業、体中生傷絶えずドスとピストル何でもあり。こんな出張ヤダ!でも、面白い!

2020/03/28

aki☆

東京から初めて出張で大阪に来た坂田。ところが到着30分で大切な荷物を奪われ取り戻すべく大阪の街を走り回る羽目に!序盤からこちらまで息切れ(笑) 平凡なサラリーマンが迫力満点の大阪弁のヤクザ相手に命懸けの大立ち回りは緊迫感の連続で、坂田の執念と根性には感服。目まぐるしい展開で最後まで失速することなく楽しませてくれた。読み終わってやっと一息ε-(´∀`;)ホッ。たった一晩のとは思えない濃いストーリーに大満足でした。

2020/03/31

ぷっくん

大阪面白い‼︎ヘタレな東京サラリーマンが大阪出張に来て会議に必要なサンプル入アタッシュケースを無くしてしまい、ヤクザ相手に大阪を駆け巡る‼︎なかなかスピードがあってハラハラして楽しめた‼︎大阪の街が細かく描かれていて良かったです☆ヤクザ、ホステスの設定も好きだなぁ笑。

2016/01/17

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