おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 (講談社文庫 い 72-1)
おかしな二人: 岡嶋二人盛衰記 (講談社文庫 い 72-1) / 感想・レビュー
急いで突厥
有名なエラリークイーンはコンビ作家としても知られている。人気作家岡嶋二人もコンビ作家であった。過去形なのはすでに解散してしまったからであるが、この本は岡嶋二人の片割れであった井上夢人先生が岡嶋二人の結成から解散までにいたる経緯を綴られたものです。岡嶋二人の作品の内容に触れてる部分もあるので、作品を未読の方はそちらを読まれてからこちらを読むほうがベターだと思います。
2013/09/24
背番号10@せばてん。
1997年1月2日読了。内容はまさに『岡嶋二人盛衰記』という副題通りで、(後半は特に)コンビ解消の哀しみが先に立つ1冊でした。ちなみに、自分は長年『岡嶋二人』ファンを自認していたにもかかわらず、このペンネームが『おかしな二人』のモジリであることを、本書で初めて知るウツケモノ。さて、徳山諄一氏は今どこに?
1997/01/02
ウィック&ぺディ
★★★★半
2020/06/27
山田太郎
再読。昔読んだときは、徳さんえらく無能みたいな記憶があるが、そうでもない気がするな。自伝というか、そういう類のもんの中でもかなりの傑作なんで、この人の小説読んでない人もよんでほしいが、ネタがばれるのが難点ですな。
2011/09/14
そうたそ
★★★☆☆ 漫画家で合作というのは聞いたことがあるが、小説家となると意外と珍しい。どうやって創作しているのか、その裏側が気になるところ。こうして読むと、合作の難しさが伺える反面、右も左も分からないところから作家になった彼らが傑作を幾つも生み出せたのもまた、合作という創作スタイルがあったからこそなのだと思えた。現状維持を望んでいるような徳山さんと、現状を憂えているような井上さんとではコンビ解散となるのは必然的だったのかも。作品は全て読めていないので、これを機に読破したいところ。
2020/05/26
感想・レビューをもっと見る