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さくら、さくら おとなが恋して: おとなが恋して (講談社文庫 は 26-6)

さくら、さくら おとなが恋して: おとなが恋して (講談社文庫 は 26-6)

さくら、さくら おとなが恋して: おとなが恋して (講談社文庫 は 26-6)

作家
林真理子
出版社
講談社
発売日
1996-12-12
ISBN
9784062634007
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さくら、さくら おとなが恋して: おとなが恋して (講談社文庫 は 26-6) / 感想・レビュー

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ann

四半世紀前に書かれたので、言葉遣いや登場人物の成熟度が今の感覚よりも老成してる感じを除けば、不倫しちゃう気持ちとか、それを正当化しちゃう感じは、いつの世も男と女がいる限り同じ。違うのは「結婚」に固執しなくなったことくらいじゃないかな。林先生はやっぱり結婚賛成派だったのが証明された感じの短編集。

2020/07/22

あつひめ

久々に、恋愛ものを手の取ってみたが…私も年を重ねて恋愛モードのスイッチが錆びついたのか、どうにもこうにも物語に入り込むことができずようやく読み終えた。30代後半から40代前半のスーツが似合う大人の雰囲気の男性…私も20代前半の頃は憧れましたよ。あの頃は自分が早く大人になりたくて背伸びをしていたかも。大人がどんなものかも知らずに。不倫も今では一般的な恋愛と変わらないものとなり、秘め事でもなくなっている。この本は自分の恋愛を特別なものだと思い込める女たちの輝きを懐かしむような物語に思える。

2021/08/05

ピロ麻呂

おとなの恋…不倫がメインの短篇集。どのストーリーも、これから二人はどうなるんだろ?っていいところで終わってしまう〜😆あとは読者の想像におまかせ…そこらへん巧いですね✨さすが林真理子先生🍀

2021/04/22

しのぶ

大人の恋愛心理を描いた12編の短編小説集。不倫をする女性などいかにも林真理子さんらしいリアルな題材で安定感がある。内容とマッチしている作品紹介の「明日のあなたかもしれない」って煽りがじわっと怖い。

2020/06/24

ちーちゃん

BOOKOFF購入、図書館本に抜かれまくりでようやく読了。1996年発行、2003年25刷スゴい…でもタイトルと真理ちゃんに惹かれ過ぎかも、が正直な感想☆オトナの色々な恋12編。バブル時代を感じさせる描写、寿退社とかキャリアウーマンとか懐かしさと時代錯誤を感じる。貪欲で正直だけど響いてこなかった💧「恋物語」不倫の末の略奪婚、父親に殴られても貫いた大恋愛も日常に埋もれていく。「別れてはみたけれど」大人なのに結婚しないのはヘンだという少女に(結婚しない人は恋をすればいいのよ)と応える。ふむふむなるほど(笑)

2021/05/08

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