月刊サギサワ (講談社文庫 さ 62-3)
月刊サギサワ (講談社文庫 さ 62-3) / 感想・レビュー
猿吉君
思っていたネタとかなり違う韓国への留学がメインの日常エッセイです。ギャンブル系の記載が少ないので正直なところあまり面白いとは思いませんでした。点数:測定不能。
2020/12/15
ken
若い。とにかく若い。どたばたと始まった連載であること、日記という形式をとっていること、鷺沢が二十代前半であること、それらを汲んでみても、軽薄で上滑りの文体がむずがゆく、行間に滲む若者特有の自己愛が、昔の自分を見ているようで居心地が悪い。途中で「これ以上読まなくてもよい」という判断は久しぶりで、8割がた流し読み。泉鏡花省受賞の件や、この時期執筆されたという作品にまつわるエピソードみたいなのはとりあえず拾い読みした。ただやはり確信したの、鷺沢が人一倍「若さ」に執着していたらしいこと。
2019/05/30
いちの
日記風エッセー。冒頭のK方K三氏とのデートの話から面白く、一気読み。鷺沢さんのエッセーを読むのは「THEY THEIR THEM」「ケナリも花、サクラも花」に続く3作品め。この本が最も軽いタッチで書かれているから、勢い任せの小娘のような印象を受ける。合わない人には合わないと思う。
2019/12/04
Te Quitor
「月刊」なので、なるべく時間をかけて(2週間ぐらいかけ、)読んでみました。日記風のエッセイです。鷺沢さん本は、エッセイばかり読んでしまう。不思議な魅力のある方ですね、本当に。(本当にこの人、もうこの世界に居ないのですね、「喜怒哀楽」豊かに、頑張っていたのに…。)日常の、何の特徴の無い出来事まで「笑い話」にできるこのひとは、やはり凄いです。
2012/03/15
ソラ
【読メ登録以前読了作品】
2006/04/05
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