動詞の考察 (講談社文庫 さ 2-43)
動詞の考察 (講談社文庫 さ 2-43) / 感想・レビュー
ニョンブーチョッパー
○
1998/01/31
僕。
んー、タイトルだけで買ったんだけど、まさか短編ミステリー小説だとわ。普通に面白かった、程度。
2012/03/27
かお
2000年
朱音
連作短編で、「合う」から「割る」まで、あ行・か行…から一つずつ動詞を選んで題名にしてある。これはあとがきによれば、小説を雑誌に連載するときに話は書きあがっていなくてもせめて題名だけでも、と編集者に言われてこういう題名シリーズにすることにしたのだ、と言う。そういういわば「無理やりに選んだ^^;」ような題名から、発想してゆく手腕は見事。お話としてもうまく出来ているし、佐野洋ならではの「オトナな」味付けもしてあったり(しかもこの人のは上品だし)読み応えは充分。面白かったです。
2003/01/22
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