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イコン (講談社文庫 こ 25-7)

イコン (講談社文庫 こ 25-7)

イコン (講談社文庫 こ 25-7)

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
1998-08-01
ISBN
9784062638494
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イコン (講談社文庫 こ 25-7) / 感想・レビュー

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アッシュ姉

シリーズ五冊目。ものすごく読みやすいので、分厚くてもスルスルいけちゃう。今回は速水が安積とコンビを組んで捜査に加わるので、速水ファンとしては嬉しい展開。同期の宇津木のエピソードも良かった。神南署はあと二冊、ベイエリア分署復活後も楽しみ。

2016/12/01

papako

こちらもおそらく3度目の再読。これはしっかり覚えてた。そして今野さんらしい展開で、安積班がしっかり描かれている。20年前の作品ですが、アイドル論とパソコン通信(この言葉は時代を感じる)をうまく物語にはめ込んで展開されるので、面白い。そして安積が、村雨に対してうじうじ考えるのとか、須田の事を評価してるところとか、ああ、これこれ、ここが安積シリーズだわ。宇津木と保科のコンビもいいですね。自分が今野作品で早い時期に読んだので、蓬莱とこれが始まりだと思っていました。遡ります!

2016/08/24

どんちん

いろいろ懐かしいTVや歌手、言葉がでてきてストーリーとは関係のないところで、うなずいてしまったw 特にPC通信やチャット・CB、フォーラム、本当に久しぶりに聞く言葉だ。確かに昔毎月数十時間でチャットをしていたなぁ。最初に購入したPCがwin3.1で高倉健がCMにでていた富士通の一体型だったかな、とこっちに気持ちがいってしまったw 犯人は彼女?という気がしたが、動機や事件の背景が推理できず、謎解きを安積にまかせてしまった?地の文が初期3冊と前作蓬莱との中間的で、これが一般的かな。けっこう読みやすかったな。

2014/08/31

KAZOO

これも、安積さんが、どちらかというとサブなのですが、もう少し出番が多くなっています。同期の宇佐美親子のあり方が出てきたりで、少年(高校生)が中心の今の世相を反映している感じがしました。少し東野さんの小説を思い出したりしながら読んでいました。

2015/03/29

KAKAPO

マニアを熱狂させるバーチャル・アイドル、有森恵美。恵美という主役が登場しない奇妙なライブで、少年が刺殺された…『蓬莱』に続く『安積班シリーズ』のスピンアウト作品ということで期待したが、少年犯罪と仮想世界の接点が孕む問題についての視点はあるものの、物語りそのものは、オジサン向けで、ありふれているしムリもあるような気がした。様々なエピソードを盛り込み過ぎたためにインパクトが弱くなってしまった感じもある。少々残念な作品だと言わざるを得ないが、今野敏さんのファン、安積さんのファンなら読んでおいても損は無いだろう。

2014/07/26

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