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猫は知っていた,濡れた心 (講談社文庫 乱 1-2 江戸川乱歩賞全集 2)

猫は知っていた,濡れた心 (講談社文庫 乱 1-2 江戸川乱歩賞全集 2)

猫は知っていた,濡れた心 (講談社文庫 乱 1-2 江戸川乱歩賞全集 2)

作家
仁木悦子
多岐川恭
出版社
講談社
発売日
1998-09-01
ISBN
9784062638760
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猫は知っていた,濡れた心 (講談社文庫 乱 1-2 江戸川乱歩賞全集 2) / 感想・レビュー

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Yu。

知性と教養を兼ね備えた植物オタクの兄 雄太郎&丸い体型はご愛嬌、運動神経抜群なのはいいが、おっちょこちょいな面が玉に瑕な音大生の妹 悦子といった凸凹兄妹が難解な事件に挑むシリーズ第一弾 仁木悦子「猫は知っていた」。その憂いを帯びた瞳に見つめられると誰もが心を奪われるという魔性の少女に魅せられた者達の不幸が描かれる 多岐川恭「濡れた心」という二編が愉しめる一冊。初読みの「濡れた心」は、恋に恋する乙女の物語が一転、欲望渦巻くダークな群像劇へと変わりゆく様が面白い‥ ちなみに二編の共通点はどちらも“兄”が優秀。

2019/07/09

mintia

「猫は知っていた」は、仁木兄妹の活躍が面白かった。 「濡れた心」は、女子高生の同性愛なので興味が湧かないテーマだったが読みやすく楽しめた。

2017/08/23

ソルト佐藤

「猫~」を読むために。図書館にはこちらしかなかったので (笑 「濡れた~」は既読済。「猫~」は、正直、ライトなのりのミステリーの嚆矢くらいかと思っていたら、ガチ本格でした(笑 しかも、論理的な部分のこだわりや、自然科学の知識も豊富でびっくり。同時に抜け穴があったりとか(当時でも)古いところもなんかある。トリックもこれでいいのかな?と思いつつも、タイトルどおりまさに『猫が知っていた』犯人の動機は意外にも現代の方がありそうな気もする。

2019/12/23

エチゴヤ

「猫は知っていた」目当て。存在は知ってるけど読んだこと無い名作を読破しようシリーズ。ああ、面白かった!いや、面白いというのには語弊があるというか雰囲気が意外と重いし展開はなんだか微妙な気もするのですが、しかし面白かったです。さくさく読める系。この兄妹のシリーズを読むのが楽しみです。

2014/08/28

L

2016/09/15

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