湾岸線に陽は昇る (講談社文庫 と 40-1)
湾岸線に陽は昇る (講談社文庫 と 40-1) / 感想・レビュー
gontoshi
ドリアン助川さんの自伝的本です。 波乱万丈の人生ですが、 何かこころひかれる人ですね。
2019/02/17
読書国の仮住まい
あなたは現象である。 幸せになりたいと思ってはいけない。 幸せ幻想が多くの不幸を生み出す。 ただ生まれて、ただ生きて、ただ去っていくだけの存在。 しかし祝福がないわけではない。 現象としての祝福を受ける。 例えばそれは出会い。 微笑みかけてくれる他者。 肩を抱き、涙を受け止めてくれる生命。 それはあなたが生まれなかったら存在しなかった。 全ては些細な出来事。 しかし今そこに存在するのはあなたが生まれたから。 日々の全ての些細なことがらは祝福に置き換わる。 全ては些細なことがらをどう捉えるかに掛かっている。
2022/07/13
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