螢雪時代 第1巻: ボクの中学生日記 (講談社文庫 や 23-6)
螢雪時代 第1巻: ボクの中学生日記 (講談社文庫 や 23-6) / 感想・レビュー
アイアイ
1953年(昭和27年)の中学時代の3年間を描いた作品。大好きで定期的に読み返したい漫画。学校までは片道8キロ、秋田の厳しい豪雪地帯の村で、すべて手作業の厳しい農業を中心とした生活。大自然の中で遊び、楽しい青春を過ごす少年期のノスタルジーが鮮やかに描かれている。1940~50年代前半の東北地方の農家の生態が正確に記録された資料でもある。▽図書館
2015/06/29
白い駄洒落王
校門。雪がくれた贈り物。ホームソングに田植え。 田舎の情景が、ノスタルジーを刺激します。 田舎暮らしではなかったというのに。 実際田舎に住んでみたら苦労が多いのだろうけど、都会とは違う充実感もあるのだろうな。
2013/12/19
Takao Takahashi
親父の中学年代もこんなんだったの?と二男から勧められて読みました。いやいやもっと昔の話し云いながら読みました。郷里も東北で読み仮名こそ違え名前も同じもので、確かに中学時代はこんな感じでしたね。著書に書いて有りましたが、登校拒否なんて無かったし、いじめと云ってもやられたらやり返すと云った感じでしたね。最も10対1の時は流石にボコボコされましたが。
2019/06/30
まきまき
「釣りキチ三平」で有名な作者の中学時代のエピソードを綴るコミックエッセイ。Unlimited。最初の「校門を掘る少女」は、「9で割れ!」にもあったエピソードでしたが、「吹雪がくれたプレゼント」とともに秋田の豪雪を実感させる話です。「ホームソング」は今や珍しくなった熱血先生と、生徒たちの温かい交流。明るくパワフルな先生を襲った思わぬ事故、それを乗り越えて生徒たちと再開するシーンには涙が滲みます。この小泉先生と、1話目の校長先生は、生徒たちの自主的な活動に理解があり、今後も矢口少年の中学時代をサポートします。
2018/03/10
max99
不便なんだけど、それはその時代当り前で、いい時代だったんだなぁって思いました。
2010/02/11
感想・レビューをもっと見る