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コズミック流 (講談社文庫 せ 12-1)

コズミック流 (講談社文庫 せ 12-1)

コズミック流 (講談社文庫 せ 12-1)

作家
清涼院流水
出版社
講談社
発売日
2000-04-01
ISBN
9784062646499
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コズミック流 (講談社文庫 せ 12-1) / 感想・レビュー

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aquamarine

密室1から密室19までが並ぶ目次に当惑。「1年に1200人を密室で殺す」と犯罪予告する密室卿。そのとおり、うん、多少の外側の描写はありますがひたすら並ぶ密室殺人事件。え、私は何を読まされているんだろう、とうっかり思ってしまいましたがそのまま上巻である「流」は終わり。謎解きがあるかもしれない(笑)下巻にあたる「水」を読む前に、ジョーカーを読むのがどうやら作者のおすすめのようなので、後半が気になりつつも次は「ジョーカー清」に進んでみます。

2016/06/22

雪紫

再読。ひと、自らの体と心の密室を想ふ。1200の密室殺人(予定)のうちただひたすら19の密室殺人。しかし死ぬ人間、見る人間、それぞれキャラクターを掘り下げてたり、誰が死ぬかわからないひねりもあったりで真相覚えててもわりと楽しめる。結構この短編だけでも好きなの多いよ。ここだけ見て謎は解けないし、ああなるのは予期出来ないが。

2023/09/30

SOHSA

《購入本》清涼院流水作品は初読み。東浩紀からのラノベ研究繋がりで手にとった。ストーリー自体には特段の感慨は生まれない。まだ序の序でもあり、問題は提起されている途上だ。パラレルワールドとマトリョーシカ的構造がコズミックの背景となっているのか。日常と非日常との繋がりが妙に湿っぽい。これほど説明的でなくとも、もっと思いきった断絶と無意義さで攻めて欲しい気もする。いずれにせよ、いまだ作者の意図はみえない。次は作者のおすすめのとおり『ジョーカー 清』を読んでみよう。

2016/08/04

さっとる◎

古今東西~密室殺人~、密室壹~平安神宮の密室~♪密室弐~、…。1994年、元旦とともに密室マーダー博覧会がやってきました~♡密室殺人が押し寄せる!そこのあなたも、そこのあなたも、怖がって大丈夫!人生という密室に囚われたあなたは立派な犠牲者候補の一人!…。めっさ続き気になりますけども。解決するしないよりこれをどう終わらせるのかに興味津々。しかしながらね、清涼に流水をinしますとも。

2017/07/09

ヒロユキ

再読。久々にコズミックジョーカーを読み返したくなったので読みだしたのだが、この一冊目(コズミック流)がめんどくさい(笑)

2013/02/13

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