大江戸ボランティア事情 (講談社文庫 い 10-18)
大江戸ボランティア事情 (講談社文庫 い 10-18) / 感想・レビュー
Riko
図書館で借りた
2017/02/28
富士さん
最近は知られざる江戸時代の酷さ、みたいな本が出ているので著者たちの意図はもう昔の話という感じもしますが、反進歩史観という意味でとてもイデオロギッシュな本です。印象深かった、田中先生の稿に散見される江戸時代の公と私の関係についての言及を確認するために再読しました。個人の尊重の発露にはいろいろな面があるはずで、日本的な個人はわがままで、ヨーロッパ的な個人は権利であると言わんばかりの理解には強い違和感がありました。責任ある個人というお説教は、内面化された集団主義への婉曲表現でもあるように見えるのです。
2016/12/29
hachiro86
ボランティアなんて言葉がなかったのは、江戸では「当たり前」だったから
2008/07/12
いちはじめ
「大江戸××事情」といえば、石川英輔の異色江戸エッセイ集だが、今回はなぜか田中優子との共著。うーん、さすがに少しネタ切れ気味?
2000/02/11
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