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警告 (講談社文庫 こ 33-12)

警告 (講談社文庫 こ 33-12)

警告 (講談社文庫 こ 33-12)

作家
パトリシア・コーンウェル
相原真理子
出版社
講談社
発売日
1999-12-01
ISBN
9784062647366
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警告 (講談社文庫 こ 33-12) / 感想・レビュー

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セウテス

検屍官シリーズ第10弾。船から降ろされたコンテナには、腐乱死体とフランス語で「狼男」とサインが残されていた。スカーペッタがベントンの死の哀しみから、どのように立ち直るのかに興味があったが、話は新任の副署長ダイアン・ブレイの裏工作との戦いになります。心に傷をおった主人公に、さらなる苦悩をこれでもかと押しつけるのは英米作品にはよく在ることですが、ミステリーより人生物語りなのかと思ってしまう。好みもあるのでしょうが、シリーズを通して彼女らの私生活の時間的経過説明と、ミステリーのバランスが取れていない様に感じる。

2015/08/31

Yuna Ioki☆

450-83-43 長かった割にはほとんどなにも解決していない(笑)この先どういう展開になっていくのか気になるけど長すぎです。。。

2014/02/28

ヨーコ・オクダ

検屍官シリーズ。ベントンを亡くして大ダメージを受けたケイ。周囲の人たちが彼女を気遣った結果できた隙間に攻撃者が入ってきた感じ。ケイやマリーノを排除しよう、脱落させようとする者がいろいろ仕掛けてくる一方で、彼らが対応すべき事件は起こり続ける。コンテナで見つかった腐乱死体、長い体毛、特殊な形跡を残した女性惨殺事件…インターポールへの問い合わせ→パリへ飛んだケイとマリーノ。こちらが本筋の事件のはずやけど、不安定なケイの立ち回り描写中心でどんより。狼男の件は、ラストでめちゃくちゃ駆け足にて終了。なんだそれ!?

2019/12/25

ちげー

今回は、愛する人を亡くした悲しみを乗り越えようと必死に仕事に没頭するケイを垣間見ていて、生きるってことはとても大変なことだなーと思いました。 事件は次巻に続いていてまだ終わりではないんですけど、色々複雑な要素が交じっていてとても面白かったです。 次巻が楽しみ。

2020/02/10

せんべい

【児玉清氏解説本】検屍官スカーペッタ・シリーズの第十作。巻末の児玉氏の解説を先に読みました。彼は第一作しか読んでいない私に、前作からの流れと本作の見どころをやさしく丁寧に教えてくれました。お陰で本編をスムーズに読み進めることができました。今回の主人公は冒頭から悲壮感を漂わせて事件に臨みます。そして謎が謎を呼ぶ物語展開は、さすがロングセラー本! ところで解説の児玉氏は翻訳者への賛辞もキッチリされているので、英語の原著も読んでいるのかな?。残念ながら他界されていますが、すごい人だったんですね。

2013/08/24

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