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人格転移の殺人 (講談社文庫 に 24-5)

人格転移の殺人 (講談社文庫 に 24-5)

人格転移の殺人 (講談社文庫 に 24-5)

作家
西澤保彦
出版社
講談社
発売日
2000-02-15
ISBN
9784062647939
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人格転移の殺人 (講談社文庫 に 24-5) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

地震で避難した所が人格転移装置だった6人。次々に起こる殺人犯はどの人格の人なのかって話。すごく面白かったんですけど、誰がどの人格なのか混乱する。

2016/06/20

W-G

ファーストフード店で全員が顔を合わせる辺りまでは七回~に負けないくらいいい感じ。しかし後半失速しちゃうんですよね・・・。エピローグに収まるべき話しもちょっと長めに尺をとってしまって、リズムを崩す。300ページ以内でスパッと終わった方が面白くなったんじゃないと思う。

aquamarine

再読。西澤さんのこの手のSF設定というのはとにかくルールがきちんとしていて例外がないのが素晴らしいと思います。頻繁に起こるマスカレードに混乱しながらも、初読のときは意味が分からなかったスプリットスクリーンに今回は納得して読み進められました。冷静に読み進めてしまうと人によっては意外と犯人と動機は理詰めでわかってしまうかもしれません。でも装置の意義やラストのオチなどなんだか優しくて嬉しくなります。再読でもじっくりと楽しめました。森博嗣さんの解説もとても良かったです。

2015/08/02

セウテス

作者5作品目。正にSFミステリ、とにかく面白い。大地震から逃げ込んだシェルターは、人格転移が起こる秘密の施設であった。入り込んだ人々の中で、次々と人格転移が始まる。やがて、転移の順番がずれ始める。何者が誰かを殺した為に、転移の枠が狭まったのだ。主人公の江利夫とジャクリーンに襲い掛かる人物は、いったい誰の人格なのか。ミステリとして犯人は、ある条件と行動から辿り着く事はそんなに難しくは無いのだが、如何せん今誰の人格が誰にと考えるのが大変でした。しかし人格転移の理由も結末の持って行き方にも、心暖まる良作です。

2015/09/08

papako

西澤保彦強化月間。とんでも設定の初期作品。今度は人格が入れ替わってしまう機械が登場。一旦入れ替わった人格は次々入れ替わり続ける。複数人の人格が入れ替わった後に殺人がおこる。誰の人格が誰の人格と肉体を殺したのか?次々入れ替わる人格と肉体にこんがらがってしまいそうになりながら読んだ!入れ替わり自体はとんでもないけれど、アンフェアじゃないからちゃんと読めば納得できる。解説の森博嗣がいい感じ。次はどれにしようかな。

2015/09/29

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