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地下鉄の素 (講談社文庫 い 52-8)

地下鉄の素 (講談社文庫 い 52-8)

地下鉄の素 (講談社文庫 い 52-8)

作家
泉麻人
出版社
講談社
発売日
2000-02-01
ISBN
9784062648103
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地下鉄の素 (講談社文庫 い 52-8) / 感想・レビュー

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佐島楓

元になった「新地下鉄の友(上り)」という本は1997年2月刊行ということで、コギャルやルーズソックス、ポケベルなどという単語が時代を感じさせる。地下鉄に限らず電車の中の「あるある」話満載で、気を抜くと笑わされてしまう。酒井順子さんとの対談付き。

2013/12/19

cithara

もう20年も前に出版されたので時代錯誤な内容が多いのかなと思っていた。でも本質は今の状況とあまり変わっていないような気がする。蛭子能収のイラストに描かれた携帯電話が大きいのに驚いた。当時の私はまさか自分がケータイを持つなんて考えてもいなかった。軟派で見栄っ張りなサラリーマンが持つものと信じていた。ところで泉さんは現在ケータイを所持しているのか? 本人がイヤでも周りの人に言われて 強制的に持たされているのだろうか? さすがに自動改札機にはもう慣れただろうな。今は「茶髪」でない女性を見つけるほうが難しい。

2017/09/26

アルクシ・ガイ

エッセイはナマモノだ。「ポケベルに俳句」って、すでに何のことやらさっぱりわからん。Eメールの番号はひとつずつ違うのか?と著者は大真面目に訊いているが、これはジョークなのか、それとも当時のちょっとIT音痴のオッサンならこの程度が普通なのか。反応に困る。「進入禁止」は同感。あれはなぜ、変わるようになっているのか。設計した奴出てこい!と息巻いてしまう。

2017/10/22

虎ボルタ

時代を感じさせる作品ですね。そりゃそうか。蛭子さんの挿し絵が良い味出してます。でも、パーっと読んで覚えている話が…。これも時代、ですかね。

2015/10/12

CEJZ_

1P15行。元の本は1997年刊。「夕刊フジ」に1994年〜95年に連載されていたコラムを収録。通勤客や鉄道での小ネタ、一編が3ページほどで、毎回全盛期の?蛭子能収のイラストカットが入っている。なるほど、「地下鉄の穴」は既読だが、「地下鉄の友(とも)」があり「地下鉄の素(もと)」もあるという題名かな。94年頃といえば、携帯電話が出始めの頃、25年以上前だ。ユーモアコラム集だが、そういえばあの当時も地下鉄サリン事件という、地下鉄に関して物騒な事件があったなと改めて思い出す。酒井順子との対談も収録。

2021/12/21

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