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風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)

風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)

風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫)

作家
小野不由美
出版社
講談社
発売日
2000-04-01
ISBN
9784062648332
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風の海 迷宮の岸 十二国記 (講談社文庫) / 感想・レビュー

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はらぺこ

泰麒は幼いからなのか祖母の躾けなのか性格は素直で、言葉遣いや受け答えはきっちりしてる。いきなり訳も分からず命を狙われた陽子に比べると、泰麒は女仙だらけの蓬山やからハーレム状態で過ごせたのはラッキー。 このあと戴が『月の影 影の海』で書かれてたような状況に何故なるのか気になる。『魔性の子』は既読なので近い内に何かが起こる事が想像出来るだけに素直に喜んで良い事なんかどうか心配になってきた。

2013/02/25

七色一味

読破。黄海。蓬山の捨身木に、麒麟の実がなる。泰台輔となる麒麟の。しかしその実は、蝕により時空間を超え、異国蓬莱に流されてしまう。胎果となった黒麒麟、泰麒こと高里要の、数奇な運命がここから始まる。年代記順では本作→『黄昏の岸 暁の天』&『魔性の子』と続く泰麒の物語。麒麟とはなにか、どんな役目を担っているのかが如実に語られたサイドストーリー。泰麒があまりにも弱々しく、国の宰相としては頼りなさすぎな感じもしたが、折伏の時に見せた覇気は、さすが。

2012/08/22

コットン

読メにファンが多そうな十二国記シリーズを初体験(時系列を飛ばしてますがこれでも良かったのかな?)。シリーズものはほとんど最後まで読んだことがない苦手な分野ですが、サクサク読めて心理描写も良い、成長物語でした(^^♪

2013/08/01

糸車

再読。たぶん十二国記のシリーズで一番読んでいると思う。いたいけな、という言葉がぴったりくる幼い泰麒が愛おしくて蓬山の女仙たちの気持ちにすっかり同化。小さな体で己の使命に向き合おうとする真摯な姿勢、麒麟と王との強い絆がひしひしと伝わってくる。正直言って他のお話の方がハンカチを使う頻度は多いけれど、この世界観が何とも言えず好きだ。(意識して感情を抑えて書かなければ収拾がつかないのです)アニメで最初に見たのがこのお話でラッキーだった。「月の影影の海」だったら陽子が可哀想すぎて見られなかったんじゃないだろうか。

2016/01/26

はじめさん

2020年2月16日(日)11:30- 高松市郊外(高松中央IC下車7分)にて、#十二国記 「風の海 迷宮の岸 」にて読書会を開催します。昨年も2月の祝日「建国記念の日」にあわせて一作目の「月の影 影の海」で開催しました。令和2年、弘始元年! https://bookmeter.com/events/7139

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