少年と少女のポルカ (講談社文庫 ふ 52-1)
少年と少女のポルカ (講談社文庫 ふ 52-1) / 感想・レビュー
はらぺこ
表題作『少年と少女のポルカ』は結局何なんか分からんかったけど、リョウがミカコに、ミカコがヤマダに恋をしたら4人は丸くなるのになぁと思った。 『午後の時間割』も何なんか分からんかった。ハルコの高校の頃の話は鼻につく。 両方に共通して出てくる名前「ヤマダ」は偶然なのか?モデルがいるのか?どっちでしょう。
2014/09/28
*mayu*
普通とはどこか違っている人たちを描いた作品が2作収録。男子校に通うゲイのトシヒコと身体は男なのに心は女で女性ホルモンを打って本来の自分になろうとするヤマダの話が交互に、そして物語のスパイス(?)としてトシヒコの幼馴染で急に電車に乗れなくなり学校へ行けなくなったミカコが登場しやるせない思春期を描いており、曖昧に終わってしまったなぁという印象は残るものの、世界観は凄い好きなので、また藤野さんの違う作品を読みたいと思います。
2015/03/14
青葉麒麟
軽快なタッチで描かれてるんだけど、何故か読み難かった(>_<)何でだろう?
2011/11/11
巨峰
セクシャルマイノリティの人たちが、自分の中で、社会と周りの人たちとどう折り合いをつけていくか。現実の中でそれでも肯定的で前向きです。男が好きな男と女になりたい男との間に大きな違いがあることは、はじめて知りました。
2009/09/26
岬
「少年と少女のポルカ」「午後の時間割」どちらも読みやすかった。ものすごく好きな文章でもないし、ストーリーも大好きではないのにこの人の作品はピタッとはまる。きっと似たようなリズムで生きているんだろうなぁ。「午後の時間割」に登場する六十四歳になった、十八歳予備校生のハルコちゃんが好き。
2013/04/14
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